国を棄てる金持ちと愛国心(続き)

20171024070116-5deb8da6e417113a961e9b9d17789ba0106e6d7a.jpg昨日の続きです。

先日、テレビのワイドショーを見ていると、ある女性コメンテーターはお金が足りないからといって金持ちから税金を取れば良いとの短絡的な政策は考え直した方が良いと発言していました。

しかし、短絡的なのはどちらなんでしょう。

本当にテレビのコメンテーターなんて人たちは適当なことを言います。

誰でも知っているように、日本は非常に財政が厳しいわけですから、どこかからお金を集めるしかありません。

そして、その方法はそれほどあるわけではないんです。

間接税や直接税等を上げるくらいしかないでしょう。

消費税の引き上げには反対でしょうし、では誰からお金を取ればいいのか。

貧乏な人たちよりも、裕福の人たちに少し無理して貰おうと考えるのは当たり前のことじゃないですか。

もし、絶対に反対なら、何か有効な代替案を出してもらいたいものです。

ところで、ネットのニュースによれば、ハリウッド映画にも出演しているフランスの俳優がフランス国籍を放棄して、ロシアの市民権を得たとのことです。

彼はフランス政府の富裕層の所得税率を引き上げるとの政策に憤慨したんですね。

しかし、税金を払いたくないからといって外国に逃げるような人間は、国を、そして同胞を愛してはいないんでしょう。

あまり知られていないかも知れませんが、日本にも税金の安い国に移住する人が結構います。

何人かの有名ミュージシャンなんかがそうですね。

良く愛国と言いますが、愛国とは自分が国に何ができるかであり、まず義務を果たすことです。

そして、ご存じの通り納税は国民の義務の一つです。

税金逃れのために国を棄てるような人間は厳しく糾弾されてしかるべきでしょう。

では。