顔と人間性

20171027090801-7118f74947801f92400f4c5a4b973ca5b3485131.jpg「人は見かけじゃない」

本当によく聞く言葉ですね。

反対に、会った人の性格を顔を見ただけで見抜くという話もあります。

これは経験的に納得できるんじゃないかな。

雰囲気なのか何かよくはわかりませんが、生理的な部分での反応なのかも知れません。

ある研究によると、人間の脳は顔に敏感で、30分の1秒というわずかな時間でも、顔の特徴を判断できるとのことです。

見知らぬ相手が自分に害になるか利益になるかの瞬間的な判断は、動物としての生存がかかっているので、隠れた能力として組み込まれているらしいんですね。

たとえば、カードゲームで裏切りを働きそうな人を顔写真から選んでもらうと、確かにその通りの人を選択できます。

また、女性は子供好きな男性を顔写真だけから選ぶことができるんですね。

そして、選挙なんかでも2人の写真を見せ、「どちらが当選するか」を問うと、70%近い確率で当選者を当てられるそうです。

さらに言うと、小学生に「どちらの人に船長をお願いしたい?」と訊いても、やはり当選するほうが正しく選定されるとか。

ただし、注意すべきは、選挙で選ばれる人が相応しい能力を持つかどうかはわからないということです。

つまり、見かけに惹きつけられることはあるにしても、その判断が正しいとは限らないんです。

本当の人間性が表れるかどうかは別にして顔にはこれだけの力があるわけですから、やりり外見にはできるだけ気を使うべではないでしょうか。

では。