結婚と健康(続き)

昨日の続きです。

なぜ年代による違いが出たのかは、はっきりとはわかりませんが、「結婚による健康メリットが低下したのは、人口動態と文化の傾向が変わったのが原因」と言われています。

つまり、昔とは社会の構造が変わったせいで結婚のメリットも薄れたのではないか、というわけです。

具体的に言うと、現在では、結婚相手がいないくても他のコミュニティで豊かな人間関係を築くことができる。

両親世代の高齢化により、配偶者がなくても経済的にやっていける。

独身者に対する偏見が減ってきた。

独身でも経済的に自立することが可能になった。

等々ですね。

また、すでに結婚がオワコンなのではないかとの意見もあります。

ワークライフバランスの変化により、現代では夫婦の関係が大幅に変化したために、結婚はかつてのように憩いの場ではなくなり、たんに暮らしのストレス源に変わってしまった、といの説です。

たとえば、独身者のほうが、肉親や友人とコミュニケーションが多く幸福度も高い、また、既婚者のほうが孤独なケースも意外なほど多い。

結婚や恋愛の意義が昔よりも薄れた現代では、異性のパートナーを作るよりも、普通に周囲と良い人間関係を築くほうが幸せになれるようです。

私の個人的意見ですが、これからも結婚に憧れる女性の数はそれほど減らないでしょうが、結婚に積極的ではない男性が増えるでしょう。

では。