互いに依存し合う関係(続き)

昨日の続きです。

イネイブラーの女性は「彼の暴力に耐えて一緒にいることが私の愛の証明だから」などと言いながら彼と別れません。

しかし、これは愛ではなく、「彼の世話をすること」が彼女の人生の目標になっているんですね。

彼女は耐える女を演じながら男性を支配し、自分の方は空っぽ・・・。

そして、空っぽの自分を認めるのは嫌だから、よりいっそう男性に固執する。

これは自分にも男性のためにもなりません。

自分にそうした傾向があると感じた方は、一度立ち止まって考えてみてください。

あなた自身の行動が支配になっていないかをチェックするんです。

支配の行動が「愛」という言葉で表現され、ごまかされていませんか。

どんなに好きな人でも、その人とあなたとは赤の他人であることを認めましょう。

赤の他人である恋愛相手がどんな状況でどのような問題を抱えていても、それはあなた自身の問題ではありません。

自立しましょう。

あなたがあなた自身の人生を歩むことが、共依存にならない唯一の有効な手段です。

では。