一般的にストレスは悪いものだと思われていますが、実は、ストレスには3段階あります。
第1段階は、「警告反応期」で外部の刺激に注意を向けます。
第2段階は、「適応期」で刺激に適応するための準備が行われ、ストレスを受ける以前よりも能力が高まります。
第3段階は、「疲憊期」で、適応期が長く続き過ぎたためにストレスがコントロールできなくなる状態です。
第2段階では能力が高まるわけですから、決して悪いことではありません。
ただ、これが長く続きすぎると心身に負担がかかるので、その前にストレスを緩めるようにしなければいけません。
第3段階の疲憊期まで移行してしまうと悪いストレスになってしまいます。
では、悪いストレスを避けるためにはどうすればいいのでしょうか。
それは睡眠を取ることです。
余りにも当たり前の答えで拍子抜けされたと思いますが、真実なので仕方がありません。
簡単に言うと、寝ることによって交感神経優位な状態から副交感神経優位な状態へと自然にスイッチングされ、ストレスの経路をブロックできるわけです。
「眠れないから困っている」とか「いくら眠っても疲れが取れない」という方は、身体が悲鳴を上げています。
大変な状態になる前に身体を労わりましょう。
場合によっては、セラピストやカウンセラー、ヒーラーなどに頼ることを考えてください。
アロマセラピー、リフレクソロジー、マッサージ等、リラックスできて、安眠につながるものなら何でも良いですから。
では。
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