ドヌーヴとバルドー

最近、フランスの女優カトリーヌ・ドヌーヴやブリジット・バルドーがアメリカを中心に猛威を振るっている「#MeToo」運動について発言しています。

しかし、ドヌーヴとバルドーと聞くと、私なんかはまず懐かしさをおぼえます。

彼女たちは、私の青春時代の真ん中辺りに活躍した女優ですからね。

今日は、「#MeToo」は置いて、この二人の女優について、少し書きます。

まず、ドヌーヴですが、彼女は世界一の美女と称されたこともあるほどで、確かにものすごく美しかった。

しかし、残念ながらスタイルはもう一つ。

若い時にはミュージカル映画に出て、お姉さん(やはり女優ですが、若くしてなくなりました)と一緒に歌ったり、踊ったりしていましたが、素晴らしいとは言い難かったかな。

ただ、彼女は程度の年齢からはかなり難しい役をやっていました。

たとえば、最近、日本で話題になったドラマ「昼顔」をインスパイアした(と思われる)同タイトルの映画も人妻がご主人がいない昼間だけ娼婦になるという話です。

一方、バルドーは、セクシー女優として大人気でした。

これはあまり知られていませんが、彼女は若い時は本当の美少女で清純派だったんです。

今では魔女みたいになっていますが。

バルドーは、動物愛護運動でも有名なんですが、極端なことを言うので、微妙な扱いになっているようです。

かなり前から映画には出ていません。

やはりセクシー女優は方向転換は難しいのでしょうか。

ドヌーブは今でも映画に出ていますからね。

ただ、顔立ちが美しすぎるのと気が強そうに見えるので(実際に強いので有名ですが)、あまり優しいおばあさんの役はまわってこないようですね。

ところで、「#MeToo」運動についての発言に戻ると、やはり彼女たちの意見には昔の映画界の価値観が透けて見えるようです。

では。