やり直し成人式と批判する心の貧しさ

振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」のばっくれ事件で、世間が大騒ぎしました。

随分、遅れて出てきた社長のみっともない言い訳は置くとして、これを受けての西野亮広さん(キングコング)の素早い行動は本当に素晴らしかったですね。

「大人になる日に大人が裏切ってしまったことを、同じ大人として、とても申し訳なく、そして恥ずかしく思っています。本当にごめんなさい。大人が面白くない未来は面白くないので、今回失った信用はキチンと取り戻したいと思います」として、「あらためて新成人を祝う会」を開催。

具体的には、船上ディナー付きの成人式を開催し、参加者に着物レンタルと着付け、ヘアメイク、さらには写真撮影を行なったとのことです(参加は無料)。

これに対して、当然のことのように批判する人がいます。

西野さんを嫌いな人もかなりいるようですから仕方がないのかもしれませんが。

ある芸能記者は、「今回のサプライズは、西野が始めた『レターポット』という手紙サービスを宣伝し、その売上で経費を賄う計画になっているのでしょう。参加者には全員レンタル着物を提供すると言っていますが、これは観光地などで写真撮影用に着用するポリエステル着物です。費用も数千円程度ですから、本当の成人式に着るものとは全く違いますね。年収が数億といわれている西野にとっては安いものでしょう」と述べています。

しかし、もともと本人が売名だと言っているし、この行動によって喜ぶ人たちがいるのなら何の問題があるんでしょう。

批判するのであれば、自分も同じようなことをやってみればいい。

自分では何もしないで、人の善意を偽善だと攻撃するのは本当に醜い。

ついでに書いておくと、先日の仮想通貨流出事件の時も、ネットではこれで大損をした人たちのことを考えると飯が美味いといったコメントが見られましたが、心が貧しいとか言いようがないですね。

やっかみたくなる気持ちはわからなくはないですが、できるだけ抑えるべきでしょう。

それで自分自身が幸せになることは絶対にありませんから。

では。