「テクノロジー失業」(3)

続きです。

そして、危険度が一番低いのが「キャバ嬢、グルメレポーター」です。

これらの仕事は「性欲・食欲のエキスパート」であり、「AIには性欲も食欲もない」ので代替が難しいとのこと。

ただし、キャバ嬢に関しては「2次元との争いは厳しくなる」「アニメのほうが優しくて安いので、そっちのほうがいいとなる可能性が高い」。

さらに言えば、今でもダッチワイフでかなり精巧なものがありますが、これにAIを搭載すると、はまる男性が結構出てくるんじゃないかな(いわゆるセクソロイド)。

では、「生き残る職業」は何かと言うと、「AI、WEB技術者」なんですね。

次が「清掃員」。

AIに溜まったホコリを取る人間が必要だからです。

また、「不妊治療医、抗加齢治療医」といった「お金持ちの、より高度な欲」をかなえる仕事も生き残ります。

ただ、一般的に子どもに勧めるのなら、「精神科医」。

今後は精神的な健康をケアしなければならない職業のニーズというのが、この先残念ながら爆発的に増えていくんですね。

結論的に言うと、「5年後10年後に、気付いたら自分の仕事が無いということになりますので、いかにAIやテクノロジーと仲良くして、自分の仕事にしがみつくかというのが大事」なのだそうです。

とここまで書いてきましたが、私はそれほど悲観していません。

まあ、自分は恐らくそこまで生きていないと思うからでもありますが、産業革命や大量生産システムが出現した時も同じような状況だったからです。

多くの単純労働者が自分たちの仕事がなくなってしまうと思ったのですが、実際には、結局、これらの変化は労働者にとって有益だったんです。

全員が豊かになった。

AIについても同じで、なくなる仕事も多いでしょうが、いろいろな新しい仕事が生まれるはずです。

いずれにしても、柔らかく考えて対応することですね。

では。