教師や講師の質(続き)

昨日の続きです。

結局、学校や大学の教師・講師は、自分たちの仕事が人気商売だということがわかってないんでしょう。

自分がどんな授業や講義をしているかを考えない。

彼らは身分が保証されていますからね(特に公立は)。

全員がそうであるとは言えないかも知れませんが、首になる心配がなければ、人は努力をしません。

これは日本に限ったことではなく、フランスでも同じで、私が通っていたパリ大学の先生たちも全然やる気のない人ばかりでした。

その点、塾や予備校の講師は違います。

彼らは、生徒に人気がないと給料が上がりません。

最近、テレビで大活躍の林先生を見れば良くわかりますが、有名予備校の講師はものすごく面白い授業をします。

そう云えば、少し前に、テレビで紹介されたサンデル教授の白熱教室も興味深かったですね。

少しは日本の大学も見倣うべきでしょう。

もちろん私は日本の教育事情を熟知しているわけではないので、ひょっとしたら日本でも同じように面白い授業をしている大学があるのかも知れませんが。

放送大学の話に戻ると、大半の講師は自分の講義をしている姿を後でチェックしないんでしょうね。

ひょっとしたら全講義を1回で撮っているのかも知れません。

とにかく、ノートを読むだけなら誰でもできますし、学生からの質問もないわけですから、今後は、講師の役をテレビに慣れた、タレント、役者、声優なんかに授業を任せたらどうでしょう。

では。