突然ですが、最近は天才の大安売りのようです。
何でもかんでも天才と褒めたたえる。
そして、言葉のインフレが起こり、大天才とか、超天才なんて言い出します。
しかし、これでは天才と言う言葉が単に他の人たちよりも少しだけ優れた人間という意味になってしまうでしょう。
私は天才と秀才は違うと思っています。
単に早熟だったり、頭が良いだけの人間は秀才ではあっても、天才とは呼べません。
天才の持つ才能は本当に突出していないといけない。
凡人が絶対に到達できないようなレベル。
たとえば、誰もが認める本物の天才と言うと、やはりダヴィンチやモーツァルト、アインシュタインといったところでしょうか。
パリに居た時に、何度かこの話をフランス人としたことがありますが、アルチュール・ランボーの名前をあげる人が多かったですね。
ランボーと言えば、スタローン演じるところの超人戦士を思い浮かべる人が多いかも知れません。
日本ではそれほど知られていませんから。
しかしフランスでは今でも本当に人気がある詩人です。
彼の鮮烈な生き方が人を惹きつけるのでしょう。
長くなるので明日に続きます。
では。
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