皆さん、今日は。

私の拙いブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

昨日の続きです。

みなさんも、この自動思考で昔の嫌な記憶を思い出し、どうしても頭から離れないことがあるでしょう。

どうしたらこの状態から抜け出すことができるのでしょうか。

考えを抑えようとしても逆効果です。

考えないようにしようと思うことでそこに思考が集中し、考えてしまいます。

シロクマ実験で見た通りです。

こうした思考を停止するための方法の一つとして、客観視があります。

自分が考えていると思うと、その思考に巻き込まれます。

しかし、これは勝手に出てきていると思うことで、客観視ができるんですね。

考えが出るのは止めずに、考えがどんどん出てくるのを観察します。

川に巻き込まれずに、川のそとから眺めるといった感じです。

もっと積極的にコントロールする方法もあります。

思考中に「ストップ」と口に出すのです。

馬鹿みたいだと思うかも知れませんが、これは本当に効果的な方法です。

自分の「自由否定」を実際に口に出すことで大きな効果が得られるわけです。

人によっては、「ストップ」と言えないこともあるでしょう。

そんな時は、輪ゴムを手首につけ、パチンと手首に刺激を与えます。

輪ゴムが難しければ、席を立ってトイレに行く、自分の腕をつねる、息を止める、歌を歌うなどといったことでもかまいません。

身体に刺激を与えることならなんでも大丈夫です。

一度試して見てください。

一応、お断りしておくと、当然ながら、これらの思考中断法の効果には個人差があります。

日頃から自分なりの思考中断法を決めておくと良いでしょう。

では。