「ギロチンと蝋人形館」

今日は役に立たない雑学です(いつも役に立たないかも知れませんが)。

テレビを見ていて思いつきました。

タイトルからどんなことを想像しますか。

結構面白いですよ。

想像できた人は偉い。

正解しても賞品は出ませんが。

では本題。

まず、ギロチンですが、これはご存知のように処刑の道具ですね。

今でも奇術でよく見ます。

元々は処刑装置で、フランス革命の頃、国民議会議員で医師でもあったJ. I. Guillotin(ジョゼフ・ギヨタン)が提案したものです。

よく、ギヨタンを「考案者」とすることがありますが、類似の装置はそれ以前からあったので、実際には「提案者」です。

「Guillotin」が女性形の「Guillotine(ギヨチーヌ)」になり、ドイツ語読みで「ギロチン」になりました(女性形になったのは別に女性に対する嫌がらせではなくて、フランス語の慣習みたいなものです)。

ところで、驚くかも知れませんが、ギロチンは実は受刑者の苦痛を軽減させることを目的としたものなのです。

現在から考えると随分残酷な方法だと思うでしょう。

しかし、それまではノコギリや斧で首を切ったり、酷い時は手足を馬に引っ張らせてバラバラにすると云った方法が取られていたので、これでもかなり「人道的」になったと言えるのです。

長くなるので、明日に続きます。