昨日の続きです。
下の階に住む女性が子供の足音がうるさいと文句に言いに来たので、今後気を付けると言って、謝りました。
それで彼女もその時は帰りました。
ただ、気を付けると云っても難しいんですね。
小さな子供がトコトコ歩いたり、少し走るのは当たり前ですし、縛り付けておくこともできません。
昨日、書いた裁判では子供を叱るのが当たり前だとの結論でしたが、まったく歩かせないようにすることは不可能でしょう。
それでも私たちは十分に注意しているつもりでした。
しかし、数日すると、彼女が再び怒鳴り込んできました。
今度は男性と一緒です(彼女はシングルマザーのようでしたから、ご主人ではなかったと思います)。
あやうく喧嘩になりかけました。
男性がドアを蹴破って、私に殴りかかろうとしたんです。
なんとかかわし、ドアを閉めて、事なきをえました。
余談ですが、こういう場合、フランスでは日本人は喧嘩してはいけません。
警察沙汰になった時に絶対的に不利だからです。
どちらに非があるかは関係なく、フランスの警官は必ずフランス人の肩を持ちます。
歴然とした人種差別があるわけです。
たとえば、私の知っている日本レストランのオーナーは入居している建物の管理人とゴミのことで喧嘩になり、相手が包丁を振り回して怪我を負わされたにも関わらず、相手には何のお咎めもなしでした。
反対に、警官にお前のゴミの出し方が悪いからこんなことになるんだと説教されたそうです。
仮に、裁判になっても絶対に勝てません。
それどころか、下手をすれば刑務所に放り込まれます。
実際、日本人ではありませんが、私の知り合いのアルジェリア人はフランス人と喧嘩して、問答無用で一方的に逮捕され、刑務所暮らしを余儀なくされています。
ちょっと横道に逸れたの元の話に戻ります。
それで私は家主に手紙を書きました。
実際にあったことを報告するためです。
特に、男性がドアを無理に開けて押し入りそうになったことを強調しました。
長くなったので更に明日に続けます。
では。
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