出版のお誘い

昨日、昼寝をしていたら、電話の音でたたき起こされました。

ギャラクシ○ という出版会社からで、私にスピリチュアル関係の本を書いて出版しないかとのお誘いです。

なんでも私のブログを読んで是非書いていただきたいと思ったとのこと。

私は、眠りを妨げられたこともあり、やや冷たく、忙しくてそんな暇はないと答えると、簡単に引き下がりました。

ただ、少々気になったので(色気が出たわけではなく、うさん臭かったからです)、ネットで調べると、どうもいろいろなブロガーに手当たり次第にこうした勧誘の電話をしているみたいなんですね。

当然ながら仕掛けがあります。

この出版社は、Amazon専門のオンデマンド出版を手がけているようです。

オンデマンド出版とは、「注文が入ってから、都度印刷・製本して、本を購入者に届ける」というシステムですね。

要するに、 出版に関わる編集費・デザイン費等を著者にかなりの部分を負担させて、出版社側は、注文が入らないと印刷しませんから、コストはまったくかからない。

詐欺とまでは言えないかも知れませんが、グレーではあるでしょう。

著者が費用を負担するといっても、本が売れたら元が取れると思うかも知れません。

しかし、本代が仮に2000円、印税は通常の10%だとすると1冊で200円です。

まず、5000部くらい売れないと元は取れないんじゃないかな。

そして、5000部売るというのは本当に大変なんです。

簡単に売れるんなら、誰も苦労はしません。

積極的にマーケティングをして、書店で平積みをしてもらっても、売れないことも多いですからね。

ベストセラーなんて奇跡みたいなものです。

それをネットのオンデマンドで売れるはずがないでしょう。

長くなるので、明日に続きます。

では。