ペットの話(2)

昨日の続きです。

まあコブラやタランチュラといった特殊なものを別にしても、ペットを偏愛する人は多いですね。

まったくの猫可愛がりで、人間だったらそこまで甘やかさないだろうと言うところまで甘やかします。

しかし、大抵の場合、ペットにとっては迷惑でしかないみたいですが。

たとえば、犬に変な服を着せたり、ものすごく高い餌を食べさせたり、豪華な犬小屋(クーラー付きなんてのがありました)に住ませたりします。

しかし、飼い主は犬の気持ちがわかるなんて言っていますが、要するに自分の好きなようにしているだけです。

犬が本当に喜んでいるかなんか確かめようがありませんからね。

そして、人がその犬を犬と呼ぼうものなら(当たり前のことなんですが)、この子にはちゃんとした名前がありますなんて怒ります。

餌じゃなくてご飯を上げているんだとか、さらにはペットなんて呼ぶな伴侶だとか、家族の一員だなんて言い出します。

しかし、犬は100%自分に依存しているから、要するに自分が絶対的な主人でいることができるから可愛いんですね。

要するに赤ん坊みたいなものです。

犬は裏切らないなんてこともよく言いますが、人間だったら反抗もするでしょうし、裏切ることもあるでしょう。

しかしそれは人格を持っているからです。

彼らはそうした人間同士の関係に耐えられないんでしょう。

しかも、こうしたペットへの偏愛は単に拡大したエゴを押し付けているだけのことがよくあります。

私はこうした考え方は一部のエコロジストに見られるような人命よりもクジラの命を優先するような姿勢に繋がるのではないかと思っています。

さらに続きます。

では。