昨日の続きです。
動物学的には、愛は4年で終わるとしても、人間は理性の生き物です。
燃えるような愛は薄れても、情が残ります。
だから、すぐに離婚する夫婦は比較的少ないんです。
とは言え、離婚しないのには様々な理由があります。愛情の問題だけではありません。
世間体が悪いとか、離婚は面倒だとか、または子供がいるからとか。
日本の場合は子供ができると奥さんは育児、教育、家事にかかりきりになり、夫は仕事に打ち込むというのが従来のスタイルでした。
これであまり問題がなかったんですね。もちろん、不満はいろいろとあるでしょうが、一応のバランスは取れていたわけです。
しかし、時代は変わりつつあります。
現在では別れないためには積極的な努力をしないといけないんです。
相手の欠点に目をつぶるとか、尊敬できる部分を見つけること、同じ趣味を持つのもいいでしょう。
夫婦にせよ、恋人同士にせよ、カップルが長続きするためには、お互いに相手が必要としているものを与えるようにするのが一番なんですね。
そして、できれば同じ価値観を持つようにすることです。いわゆる似た者夫婦といった感じです。
お互いに理解し合い、相手を必要としていれば絶対に別れることはないでしょう。
愛のホルモンの分泌が少なくなるのは自然の摂理ですから仕方がありません。
しかし、その後も穏やかな家族愛、友愛をはぐくむようにすればいいのです。
ただし、私は絶対に離婚をしてはいけないと言っているのではありません。避けられるものならば避けた方がいいと考えているだけです。
では。
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