子供に本を読ませる方法

ネットでマンガばかり読む子供に普通の本を読ませる方法なるものを書いた記事を見つけました。

どうするかというと、子供が好きなマンガに関係のある本を与えるんですね。

図書館なんかでも、最近はマンガが置いてあるので、人気のあるマンガに関係のある普通の本を並べると読んでもらえるのだそうです。

しかし、私には、なぜ普通の本を読ませなければいけないのかがわかりません。

やはり、今でもマンガよりも普通の本の方が高級だなんて考えている人が多いのでしょうね。

今ではマンガも多種多様で優れた表現手段として完全に一つのジャンルになっていて、マンガでなければ表現できないテーマも沢山あります。

それに本ではなく、スマホ等でいくらでも情報は手に入りますから、わざわざ本を買ったり、図書館に行くなんてことをする必要がない。

百歩譲って、どうしても本を読ませたいとすると、まず、自分のことを考えてください。

こうした子供に本を読ませる方法は母親に向けて書かれたものだと思いますが、自分自身は本を読んでいますか。

時間がないと言い訳するでしょうが、母親がやらないことを子供に無理やりやらせようなんて都合がいい考えでしょう。

子供は親の背中を見て育つと言いますが、母親(または、父親)が率先して手本を示さなければ、子供にしみこみません。

読書家の親を持つ子供はやはり読書家になるんですね。

子供が本を読まないのは自分の責任だと思った方がいいでしょう。

まず、自分も本を読み、子供の年齢にもよりますが、子供にも読ませて、感想を語り合うのが理想です。

では。