根拠、論理、思いやり

ちょっと前に、「体温が高い人には、積極的にアプローチしましょう。体温を知る方法は、自分で考えてください」といったことを書いたのですが、珍らしくコメントをいただきました。

「おっしゃていらっしゃる事に、根拠と理論性が無いですね。 何よりも思いやりに欠けているように思えます」とのことです。

ううむ、炯眼、誠に恐れ入りました。

ご指摘の通り、私の書いていることは、大抵の場合、根拠はないし、論理的でもありません。

主観そのもの。

ただ、残念ながらこの体温うんぬんに関しては、珍しく科学的根拠があります。

心理学者、セイモア・フィッシャーの研究です。

出展を書いておくべきだったかも知れませんが、proverbe(諺)形式を取っているので、野暮かなと思いまして。

思いやりがないに関しても、血も涙もないともっぱらの評判の私としては、反論のしようがありません。

ただ、私が書いてきた(そしてこれからもできるだけ書くつもりです)沢山のproverbe(らしきもの)は、当然ながらすべてが正しいわけではない、と言うか、かなり怪しいものが多いと思いますが、そのうちの一つでも二つでも役に立てばと思っています。

どんなアドバイスでもそうですが、すべての人向けの万能薬のようなものはありません。

人、そして、状況によって合うこともあるといった程度のものです。

できれば、肩を力を抜いてお読みください。

一つだけ付け加えたいのは、自分が賛成できるものよりも、納得できないものにより注目して欲しいことです。

ひょっとしたら新しい発見があるかも知れませんよ。

では。