最近、医療ドラマが人気があるようです。
というか、考えてみたらこの手のドラマはいつもやってますね。
もちろん、その中には出来のいいものとそうでもないものがあります。
それはいいとして、医療ドラマで外せない重要なテーマの一つと云えば、医療過誤の問題でしょう。
たとえば、こんなストーリーがありました。
ある難病に新薬を使用して治療した結果、患者が死にます。
その時の病院側の対応が悪く、患者の奥さんは深く恨んで、訴訟を起こすわけです。
これに対して、病院側の弁護士は法廷でなかなか思い切った弁論を繰り広げます。
「現代医学は死屍累々の上に成り立っている。そして、人々はこの現代医学を享受してきたくせに自分の家族が犠牲になると話しが違うと文句を言う。(中略)死こそ希望なのだ」
ううむ、すごいですねえ。
しかし、この意見にはうなずけるところがあると思います。。
別に新薬の使用じゃなくても、普通の人は手術の成功率が95%だと言われれば、まず、大丈夫だと思うでしょう。
しかし、5%の失敗の可能性は常にあるわけで、それが自分(または、自分の家族)ではないなんて保証はまったくありません。
これは肝に銘じておくべきでしょう。
明日に続きます。
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