アメリカンネイティブの英語

2020年の東京オリンピック開催を前に、英語教育も小学校3年生からになり、一般の人たちの英語学習熱もますます高まっています。

そして、子供に早くから英語を習わせたり、アメリカンスクールに通わせる人も増えているようです。

要するにネイティブなみにしたいと考えるわけですね。

ただ、その理由はというと、大抵は格好いいから。

国際的な人間になってほしいからなんてことを言う人もいますが、国際的な人間がどきようなものかについて具体的には考えていませんから、まあ建前でしょう。

しかし、バイリンガルに憧れる気持はわからなくはありませんが、こういう人はバイリンガルの持つ危険についてはほとんど知らないんですね。

簡単に言うと、英語も日本語も不完全になることです。

特に、文法的な間違いが多くなると言われています。

つまり、まともな文章が書けない。

当然ながら、社会に出ると困ることになります。

特に、日本社会では敬語が使えないために苦労するでしょう。

アメリカだと受け入れてもらえると考えて渡米する人もいますが、アメリカでは日本人が英語を話すからといって特別扱いされることはありません。

特別のスキルがない限り、グレードの高い職業に就くことはできないということです。

勝手と言えば勝手ですが、親のくだらない見栄やコンプレックスのために子供に苦労させるのはいかがなものでしょう。

長くなるので明日に続きます。

では。