「創造的逃避」(続き)

昨日の続きです。

不思議な話ですが、人が「しなければならない」と思うことは、本当はやりたくないことなんです。

本当に必要なことや、やりたいことであれば、「しなければ」とは考えません。

そんなことを考えずに、自らどんどん進んでやってしまうでしょう。

人は、セルフイメージに合致することであれば、エネルギーやモチベーションが生じて、「やりたい」と感じます。

反対に、セルフイメージに合致しないことは、無意識にそれを避けようとします。

それが創造的逃避なんですね。

繰り返しますが、「しなければならない」と思うことは、理性や常識、他人からの命令や強制、恐怖、強迫観念などによって、表層意識(顕在意識)がそう考えているだけで、潜在意識は望んではいません。

そのために、極端に能率が悪くなったり、モチベーションやパフォーマンスが低下するわけです。

創造的逃避が起きているなと感じたら、自分の潜在意識を分析し、それを本当に「したいこと」に変えてください。

潜在意識に関わることなので、難しいと思うかも知れませんが、訓練によってできるようになりますから、やってみてください。

では。