優しさ...

「優しい」と「甘やかせる」は違いますよね、
ところが、もちろん知ってはいるけれど難しいものでもあります。

恋愛であれば「嫌われたくない」だから嫌でもNOと言えなくなる、
あるいは相手が重く感じてしまうほど優しいのも、結局NGですし、
もうひとつ相手の為にという、エゴ的な優しさもありまして、

「優しさ」は恋愛の上であって当たり前のことですが、それが原因で上手くいかなくなる
落とし穴でもあります。

恋愛の場合は自分の望む優しさや、相手に与える優しさが「押し付けがましいものになっている」
事に気づいていない事が多く、

しかし「でも、普通はそうじゃないですか?」と、なりますが

自分の普通は、相手の普通ではないかもしれないし、
相手の普通は、あなたにとって普通じゃないかもしれない、
その結果、普通がすれ違って、無理という結果に至ります。

しかし、恋愛でも、ご夫婦でも、そこをすり合わせていけるのが愛情という
知恵の「優しさ」です。

優しいの「優」は優れているという意味ですから、
「のべつまくなく」ではなく必要に応じて、という事ですね、

「惚れたら負け」というのは、そのラインが見えなくなる事、
ほどほどの距離感のある関係がうまくいくのは、自然な優しさのコントロールがあるからです。

打っても響かない優しさだけでは誰でも物足りなくなり、これでもか!と、ワガママになります。
そして、賢い人ならそれが自分を育てる本当の優しさでないなら、自分を駄目にする事に
気がつくでしょう。「嫌いという訳ではないけれど...」


「甘やかせる」というのは、分かっていてやってしまう、
好きな相手の喜ぶ顔が見たいから、優しいと思われたいが為にやってしまう。

結局、喜ぶ相手に自分も甘えてしまい(よい気分になる自己満足)それが日常的になる、
じいちゃん、ばあちゃんだと良いのですけれどね^^

その愛情に「愛」はあっても「優」は無いかもしれません。
人は甘えを求めながらも、最終的に自分を優れた人に育ててくれる方を
選ぶものです。

優れた人を育てる(女性)が、必要とされます。
タイミングやポイントに気づき、優しく育成された者が後に勝者になる事を
無意識は知っているから...

相手が少々、気が強いほうが安心できる男性心理、
好かれようが、嫌われようが、ちゃんと自分でいましょう。

それが、本当の貴女の「優しさ」を引き出してくれるでしょうからね、
そして貴女の、そのアメとムチの「優しさ」を理解する人がパートナーになりますからね!^^