特別感...

相談でたまにあるのが、
ソウルメイト、ツインソウル、ツインレイという言葉、

男女関係なく縁あって出会い助け合うとか、目的に向かう為の過去世からの関係と
言われますが、新しく始める関係もあり...

恋愛方面では、宿命・運命のたった一人のパートナー、
あるいは、すべてが分かり合える特別に幸せにしてくれる相手という
ロマンティックな感覚で捉えている方が多い感じが致します。

大きく捉えると出会いのある関係はすべてソウルメイトでしょう。
終わった恋愛も、敵対する関係も、友人関係も途方もないほど多くの中から
特別に出会うのですから、やはりそれは只ならぬ関係です。

恋愛関係で良く使われたのが、以前はソウルメイト、それがツインソウルになり、
今は「彼は私のツインレイなんです!」と、言葉にも流行があるようで...

そこは何でも良いのでありますし、心で思うのは全然OKなのですが、
(むしろ出会った事を感謝して楽しむと良いですね!)

その「特別感」を真剣に信じ、そう思うあまりに人に押し付けてしまう場合の
相談を受ける事がたびたびございます。

と、なりますと話が何となく違った方向へ...

「なにもかも本やネットや雑誌に書いてある通りです!間違いなくそうです!!!」と
結論付ける人もいれば、「ツインレイの彼と一緒にいて私は霊感が開花したんです!」
(一時的に)という人も居ました。

あるいは「彼と私はツインレイだから仕方ないのだと、どんなに説明しても高校生の娘が
私を罵り、認めてくれません。私ばかり悲しいことが次々と起きます。」
といった話も...

そうです。若い方ではない方に多いかも、それもごく真面目な方に...
大人年齢になってからの出会いは確かに不思議な特別感があると思います。
それは女性ばかりかというと、大人の男性でも同じでしてね、

分別のあるはずの自分が分別を失う事に、何らかの理由付けをしたい気持ちが
働くのでしょうか...スピリチャルな特別感のある言葉や意味が「免罪符」になって
いるのかしらとも思うこともあります。


しかし、どんなにスピリチャルな出会いや想いであっても、相手を求める心は「恋」、
どんなに特別なスピリチャルでも撒いた種の「刈り取りの責任」はもちろん生じます。

私たちは、かすみを食べて生きているわけではありませんので、
ツインレイであっても、家族や周囲を悲しませる理由にはなりません。

大人の恋は心の中に握り締めて、その想いはお墓まで持っていって下さいね!
灰になっても女という意味は、そういう事ですよ~!
なんて、話す方が多いかな...

「恋愛」を「愛」に昇華出来た時に真のスピリチャルと
できますように...と、祈っております。