品性...。

身寄りのない女性の人生後半のケアという、お仕事を経営している
友人のブログを拝借してきました。

・・・・・・・・・
仕事で、がん末期の女性から入院先で話しを聞いていた。
もう、ベッドから降りられず。

遺言で遺したい先がある、とのこと。
シングルマザーの元へ届くように、と呟くように言われた。

本人は生涯シングル、ずっと仕事をしながら母を看取り、
独りになった途端がんになった方。

シングルマザーを助けたいから、と言う言葉に泣きそうになった。
もう、残された時間がわすか、という状況をわかっているなかで、
なお、「助けたい」という言葉。

「人は最後に「死ぬ」という大切な仕事が残っています。人生の目的は品性の完成にあり。」
という、がん哲学外来カフェ、樋野興雄先生の言葉を思い出しました。
・・・・・・・・・

今、その望みを叶えるために走っているという友人。
その友人も数年前にガンを経験した。
生と死に向き合うお仕事のエキスパートのような人です。

だから強い人ですし、経験豊かなのはもちろんの事、
事務所にお骨箱が何個もあり、当然いろいろな分野とのお付き合いも増える。

幽霊なんか、構っちゃいられない!
でも、困る問題も多く私がアドバイザーをしており、

常に私の除霊系のパワーストーンブレスをしています。
でも、壊れる率も高い(飛び散る)
いかに危険にさらされているのかがうかがえます。

「人生の目的は品性の完成にあり」重い言葉ですね、
この方は純粋に生きてこられたんだろうな、と感じます。
どうか、穏やかに過ごされるよう祈らずにいられません。

友人も「これは稀有な経験と」と書いていましたが、
「最後まで品性を失わずに」

表現はそれぞれでしょうけれど
これは、心に刻みたい言葉となりました。