恩返し。

こんにちは!

辛いなぁ...と思う事の一つに、友人や知り合いの「死」というも
のがあります。

憎んでさえいた親の死でさえも、
それなりのショックや、心の穴が出来たりも致します。
親子ならではの遠慮の無さで傷付けあったりしてしまいますが、

いざ、その憎しみの対象を失うと以外にも
心のバランスが崩れる事も多く...、
それでもね「時間」は優しいもので、何かを気付かせながら
ちゃんと癒してくれるものです。

知り合いや友人の場合は、
その時の知人の状況や置かれた立場など何も知らずに、
思い返せば、いつも穏やかでにこやかな知人に一方的に愚痴を聞いて貰い
相談していた事を、後で知る事になり、自分を責める相談が
たまにございます。

が、私が思いますに、どんなに良い人であったとしても、
相談される事が本当に嫌ならば適当に逃げられていたでしょうし、

いつも応えてくれていたのならば、
それはそれで、必要とされる自分の存在感を楽しんでいたのではない
かと思います。可愛いなぁと思って聞いていた事でしょうしね!

幸せも、不幸も、憎しみにも永遠は無く、
誰もが限られた時間の中で生きているわけですから、
憎み嫉む不安でうつむいているほど無駄な時間はありません。

人間関係も毎回「一期一会」の気持ちでなんていいますが、
どんなに気をつかったつもりでも、あら失礼な事をしたかも?言ったかも?
なんて誰もが思うものです。が、人は自分が思うほど人の事など
気にはしていません。

それどころか、驚くほど気配り目配りできる人でも、その高い水準
レベルでのミスがあったのでは?と、心配しています。
これは日本人特有かもしれません!(笑)

誰もがこの先の事も、明日の事さえも何が起きるかなんて
分からずに生活しているわけですからね。

もしかすると、そう長くもないかもしれない人生の中で、
縁あって共にいた人々にも、出会って学び多く感謝したい人達にも、

自分を責めたりするよりも、まずは自分らしく健康的に充実した日々を
送るのが、最大の恩返しだと教えてくれているような気が致します。

それを知り気付く為の「階層を登る」後押しをしてくれるのも、
身近な「死」なのかもしれません。