その一言。

昨日、カフェでお茶していると隣のカップルの話が
聞こえてきた。

どうやら、きっかけは分かりませんが、
ちょっとした沈黙があったのかな?

彼女「怒ってるの?...」
彼「いや...」

彼女「だって、ずっと黙ってるし...」
彼「黙っていちゃダメなの...なんでもないよ」
(それほど怒っている風ではない)が...

S(あらま、これはカップル危機パターンだわ。)

多分ね、これで彼女は「彼が何を考えているのか分かりません!」
「別に好きな人ができたんでしょうか!」と、なります。

が、彼にしてみるとこいう会話や彼女の気持ち、状態はすごく
疲れるし嫌なのです。

彼女は彼が何を考えているのか、また自分を本当はどう思って
いるのかが気になり、更に彼に探りを入れていく、
または探りを入れている最中なのでしょう。

そこで、また一段と「ウザイ」事を何度か繰り返し、
近いうちにお別れを切り出される確率を高くしていくでしょう。

彼が黙っていたのは、ただ疲れてボーッとしていたのかもしれず、
男性には興味の無い話になっていたかもしれず、

彼女の話に合わせる事をせずとも良い時期に来ていたかもしれ
ませんし、実際に軽く怒っていたかもしれません。

彼女は「私の勘違いだったらごめんなさい、何か怒ってる?」
と、聞けば良かったですね。

そうすると、彼は(あ、心配させたかな?)と感じ、
「ごめんごめん、ちょっとボーっとしちゃって...」
とかであれば、にっこり笑って、
「そう、心配しちゃった!」とか返せば良いですし、
(可愛い^^)

「実は仕事で疲れてる」とか「考え事がある」とかの場合は
新たな会話の入り口になるでしょう。

もちろん言い方にもよりますが、「怒ってるの?」の一言は
(否定的)に捉えられますし、彼は責められている感じがする
でしょうから、何となく言い返してしまい嚙み合わなくなる。

彼女はちょっと言葉が足りなかったかも知れません。

これは、人間関係でも同じ事が言えます。
知り合いや、同僚が何となくいつもと違う、ギクシャクする、
という時は、

「私があなたに何かした?」と、逆ギレになる場合が多いですが、

「勘違いだったらごめんなさい...」という自分の非も認めつつ...
相手に声を掛けてみると、お相手も(こちらこそ)という気持ち
になり、ぐっとなごんで話しやすくなります。

「その一言」が運命の分かれ道になる事、多しです。