もう一度訪れたくなるお店って?

82815.jpg先日blogに書いた青山フラワーマーケットの社長さんの
「お客さんの立場にたってお客様と同じ目線で・・・」という
人材の教育のされ方とちょっと同じような印象を受けたお店があったのね。

1月にお休みをもらって行った京都。

河原町の一角にあったステキな居酒屋さん「おにかい
これがまた、場所がわからず苦労したんですが
お店の方に迎えに出てもらってわかったほど・・・。

見逃してしまいそうな入り口なのね。
だって2Fへ上がる小さい間口の階段にちっさな看板のみ。

しかも大通りに面してないので普段は通らない路地にあるの。
今、地元ではとても人気のあるお野菜がとっても美味しく頂けるのよ。
っていう話でうっかり当日にお電話を入れたら・・・ いっぱいなの。

オープン前の時間からいっぱいって?

平日なのに最初から驚きましたよ。

オーナーの実家が農園のようでそこから調達される新鮮なお野菜。
そこまではよくある話でそんなめずらしい事でもないですよね。

ところがメニューを見てびっくり。
ちょっと説明を読んだ限りでもちょっと食べてみたい〜っていう
こころ惹かれる内容がぎっしり。

オープンキッチンのカウンターからのぞく調理場と作り手。
そして居心地のいいおしゃべり。

そしてとても感心した気遣い。

じゃんじゃんかかってくる電話の対応ひとつひとつも
決して雑ではなく丁寧にそして丁重にお断りをしてるのね。

そしてお店にも次々お客さんがやってくるのですが
当然、満席で入れません。

でもね、その時の対応が違うの。
うまく文章で説明できないんだけど
これだけ連日お客さんが押しかけてくるお店って
どこか上から目線だったり 雑な対応になってしまったり・・・。

そんな事は一切なく、しかもその全体の状況は店員さん全員が
把握しているのね。

例えば食事をしてもう注文をしないだろうな〜っていうお客さんは
早く帰って欲しいよね?
いつまでものんびり居られたら 回転が悪いし・・・。

なんとか早く出て欲しいオーラ満々のところってあるじゃない?
それがここは全然なくって むしろあんまり混んでるから
こちらのほうが引きあげたほうがいいんじゃないかな〜なんて思っても
「もう一杯、お茶はいかがですか?」ってさりげなく聞いてくるの。

この気遣いと余裕はとても居心地がよく
それより何より かなり研究されているお料理は
全部食べてみたいほど魅力的なものばかり!

そしてお料理が出てくるたびに感動とため息!
初めての体験でしたよ、この美味しさ!

一番驚いたのがアボガドジュース!
フレッシュなアボガドとパイナップルの
コンビネーションって想像できる?

見た目はちょっと・・・ 考えちゃうような色具合。

でもね、飲んでびっくり!
めちゃくちゃ美味しいくって!


本当は教えたくなかったんだけど・・・。
あんまりステキな店で帰宅してから色々サイトを見せていただいたけど
とてもステキな経営方針と教育に納得でしたね。

実は私・・・。
あまりに気に入って系列の店 全て行ってきました。

どこも魅力ある店作りをされていて 京都に来たら
絶対寄りたいお店となったのでした。

あ・・・。
すっごい混んでますから 予約必修です・・・。