心をこめた贈り物

90087.jpg只今、お中元の季節・・・。
デパートやスーパーでも お中元コーナー
そろそろ落ち着いたところなのかな?

遠目でそんな光景を見ながら
ものすごい速さで次々カードを抜いていく女性。

ちらりとのぞくとそのリストには
品目ではなく金額のリストが書かれていた。

きっと3,000円はこの人達。
ちょっと気を使う相手の5,000円はこの人達。
そしてここぞというターゲットには10,000円。

気持ちはわかる。

この時期に時間もない中で 大変なんだろうなぁと。

でも 贈り物ってそんなもん?

きっとこの方はごホン人が関わる相手ではなく
ご主人や会社関係のお付き合いだったのか?

そう思いたい。

お中元やお歳暮の時期になると CMでもあるよね。

やっぱり相手の顔を思い浮かべて
きっとこれなら喜んでくれるだろうな、
きっとこれなら皆さんで食べてくれるだろうな。

そんな想いを抱きながら
そんな顔を思い浮かべながら

贈り物って選ぶ事が 実は自分自身にとっても
とても穏やかで幸せな時間だったりするんだと思うの。

金額じゃないんだよね。

どんなに高いものだって その人にとって
必要のないものだったり 嫌いなものだったら。

だから相手に何を贈るとときは
相手の顔を思い浮かべながら
相手の事を考えながら

あれこれ悩んで選ぶと
きっとその想いは通じると思うよ。

日本にはそういうお中元やお歳暮の習慣があるけど
人間って弱いときに頂く心強い贈り物は
最高の思いやり、気遣いなのかもしれない。

そう感じた夏の昼下がり・・・。