時間があるなら・・・KOBO生活してみる?

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今日からお休みに入る方も多いと思うのですが
お部屋のお掃除や買い物だのやることはたくさん!

でも これ、一通り終わってしまうと
ドドーッといっきに喪失感? 脱力感?

そんなものと1年の疲れがいっきに出て
ものすごいマイナス志向になってしまう方が時々いるの。

すっきりと晴れやかないい気持ちで
年明けができればいいけど

いや〜な気持ちを引きずらないためにも
ちょっと少し時間をかけた楽しみをしてみない?

必要なのは 空き瓶とミネラルウォーター(天然水)と
何か果物の皮、なければレーズン。

空き瓶がなければ100均なんかで売ってる500ml程度の瓶。
これをまず煮沸消毒(ぐらぐらお湯を煮だてて10分程度いれる
引き上げてよく乾かす)

リンゴの皮でもOKだしみかん1個でもいい。
苺でもいいしなければオイルコーティングされてないレーズン。

レーズンの袋を見て「油」を使用してないものです。

お水はアルカリイオン水・硬水はNG。
水道水でもOKですが 今ちょっと水道水は場所によっては
危険なところもあるので できれば天然水やミネラルウォーターを。

材料はこれだけです。

レーズンをさっと水で洗い(ゴミを取る程度ね)
瓶の中に170mlの水とレーズン100gを入れます。

このとき 水がすっごい冷たい場合はマックス30℃まで
温めるといいですが酵母は40℃で死んでしまいます(ここ重要)

まずはこれで蓋をしておしまい。

数時間後、または一晩たつとレーズンに水が含まれて
水面より顔を出したら水を30mlたします(常温でOK)

そこから時々のぞいいてみて 常にレーズンが水面下にいるように
顔を出したら水をちょいたしして水面下ギリギリを保ちます。

その間 1日に2〜3回、瓶の蓋を開けて瓶をぐるぐるまわして
空気を入れ込んであげます。(これ絶対忘れずにね)

気泡が沸いてくるまで これを繰り返します。

手をかけすぎても駄目だし かといってほっといても駄目。
この距離感がとっても大事で ぜひ学んで欲しい部分です。

水面からレーズンが顔を出してしまうとカビが発生します。
ですが気泡が出始めると顔を出してもカビは発生しません)

この最初の段階で失敗する方がたくさんいます。
ほったらかしにしちゃうのね。

それと直射日光の当たらない場所に保管も大事。

気泡が出るまでは レーズンは水面とギリギリラインでがコツ。
空気を送り込むことで 勢いのある元気な酵母が出来上がりますよ。

レーズンじゃなくって これはリンゴの皮でもOKですし
みかんは皮をむいて中味ね。ふさはそのままよ。

ヨーグルトでもできるのですが ちょっと酸味の強い酵母に
なるので 私はこの酸味の強い味のパンが苦手なのであえて
使用してません。

だいたいここまで(気泡がでるまで)2〜5日かかります。
環境によって時間のかかり方が違いますので
あくまでも目安ですね。

なんでもマニュアルどおりではありません。

その状況を理解して次に進む。

この「待つ」姿勢こそが一番大事だと思われます。

カビが発生したら失敗です。
迷いなく捨てましょう。

私は何十回も酵母を起こしていますが 今まで失敗したのは
たった1度だけです。
それはちょっと忙しくて 蓋をあけるのを怠ったとき。
それも暑い時期だったので 気づいたらカビが・・・。

万が一、早く気泡が沸いてきて 蓋をあけるときに

プシュー!! なんていう勢いで驚かないでね。
これは発酵が活発化してきて 勢いがでてきた証拠。

こうなると日に4〜5回蓋を開けてぐるぐる。
1,2日で発酵のピークになります。

香りも変わってきますので要チェック。

まずはここまで。

オーブンのある方は 天然酵母が出来上がったら
パン焼ができますし オーブンのない方も
フライパンでピザが焼けますよ〜♪
あとね、カレーパンもオーブンがいりません!!

とにかく酵母ができないと進まないので
まずはここが一番の難関だったりしますので
気長にそして根気よく。

適度な酵母ちゃんとの距離感。

学ぶ事は多いですよ。

お正月明けに 自家製のパンが焼けてるなんて素敵でしょ?
しかも天然酵母パンですよー!!

挑戦してみない?


*画像の右端が発酵中の状態。
その後は左端のようにレーズンが浮き上がる状態。
最後はレーズンとかが沈殿します。