新春らしく・・・って思ったけど鬼女を観て感じた新年

お正月、何してらした?

そうそう、前回のBlogがとっても読みづらくなってしまって

ごめんなさい

環境が変わって Web投稿もその時々でかわるため

なんだかよみずらーい設定になってしまっているようなんです

それでもめげずに できるだけ投稿しますので

お許しくださいませ

さて、七草がゆでも食べてる頃かしら?

年末年始 暴飲暴食した人は

ここらで修正しておかないとね

私は新春歌舞伎を観てちょっぴり正月気分

二代目市川右近ちゃんの初舞台も兼ねて。

今までの右近さんが"右團次"さんに襲名披露

そんな歌舞伎を観てきたんですけどね

いつもならお正月らしい煌びやかな舞台が

今回はちょっと違っていて・・・

猿之助さんが演じる「鬼女」

これが舞台装置の効果もありで

恐ろしく気迫ある 鬼女だったんです

本来、人間が持ってる二面性

善と悪の心模様を舞で表現する

この指の先からつま先まで・・・

とにかくしなやかさと哀しさと相まって・・・

この「黒塚」という演目

二代目猿之助さんが昔みたロシアバレエの

「だったん人の踊り」に影響されてるらしいのも納得の振る舞い

ほんとは誰にでもある 良心

でも日々、いろいろな苦難が重なりココロも荒れる

この老女も夫に捨てられて

あっという間に

「悪」に、

そう「鬼」に豹変したりする

このかわる瞬間っていったら

鳥肌がたつほど・・・

童心にかえって月あかりの中 踊る姿には

なんだかせつなくて涙がほろりと。

自分の姿の影に映る角

いろいろ考えさせられる一幕だったり

なんだか今年の演舞場の新春歌舞伎は

海老蔵さんの死す場面やら・・・

複雑な想いでの観劇でした

今年は新年からなぜか「凶」や「大凶」の

おみくじをひいてしまったという声もあり

新年早々 凹んでいる人もいたけど

ここはしっかり気を引き締めていかなくっちゃね

大凶より下はないんだから・・・

そうそう、あとは上昇のみ!!

新春歌舞伎は香川照之さん(中車)も登場します

豪華な顔ぶれで歌舞伎初心者でも

充分楽しめますのでおすすめです

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