方便?

 魂も嘘をつきます。

「え~!なんで?困る~」と感じる方も多いでしょう。

嘘というより「方便」という言葉が近いかも知れません。

辞書によると嘘も方便というように、便宜的手段。

もう一つは仏が衆生を救う為に用いる巧みな方法とあります。

恋人と別れ絶望している友人が会いに来たとしましょう。

幼馴染のあなたは彼女の性格を良く知っています。

心の内で「その性格ならふられて当然」と思っていても、

「大丈夫。直ぐに良い男見つかるよ」例え

それが嘘であっても励ますはずです。

魂も同じです。

我々に勇気を持って進んで欲しい時。

また、元気に成って欲し時。

魂は励ましのメッセージを贈ります。

その中には真実も嘘も有る。

「当たるとか当たらない。」で判断しない。

どの道を進めば幸せに成れるか。

幸せに成れる道を神仏や魂に聞いて伝える。

それが「魂と会話する技術」技術です。

魂のものさしで判断し生きることは人生を旨く

(成功、儲かる)生きる方法では無く、

魂に導かれて人生を生きる方法なのです。

「方便」はサンスクリット語で"ウパーヤ"といい

「巧妙な手段」または「近づく」といった意味です。

法華経の「化城喩品(けじょうゆほん)」に

次のような喩え(たとえ)が語られています。