現在、東京のブリヂストン美術館で
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/
『坂本繁二郎』の展覧会が開催されている。
一昨日、私はそこへ行った。
大好きな月のシリーズの絵を観るために。
青木繁は、だいたいの方はご存知であろう。
教科書に『海の幸』などで大きく絵がのっていたあの画家だ。
じつはこの青木繁と同郷で無二の友であったのが坂本繁二郎だ。
私自身は青木繁と同じくらい素敵な画家だと感じている。
坂本の絵は、若い頃や中年期もすばらしいのだが、
一番感動するのは、やはり晩年期。
なかでも、八十歳を越えて視力の衰えがあっても
意欲的に描いていた月のシリーズは見事である。
本物の月と負けず劣らずの存在感と見ごたえ。
絵画に興味のなくても、月に興味のある方なら
是非、足を運んでいただきたい。
月が人に与える影響を改めて感じることができる。
今日は新月。
坂本が題材にしている満月とは反対ではあるが…
これから満月に向かって新しいことを始めるには良い時である。
美術鑑賞などはどうでしょうか。
元美術教員の血?がさわぐ、ご紹介でした(^^;
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