私と小鳥と鈴と(「みんなのうた」より)

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子どもが、テレビの存在を
知るようになってから
私の定番のチャンネルは
NHK教育となっている。

このチャンネル、有料放送だけあって
〜講座みたいなものでなくても結構、ためになる。

最近、気になっているのは
毎日流れている「みんなのうた」だ。

意外と奥深い内容の歌を扱っているのをご存知だろうか。
私はそれに気づき、何だかんだいってハマっている。

昨年のヒットは「これってホメことば?」「ぼくはくま」
(「ぼくはくま」は他のブログの占い師さんも
 取り上げていらっしゃいましたよね^m^)

で、最近のヒットは…「私と小鳥と鈴と」である。

あれ、これ「金子みすゞ」の詩じゃないの?
という方、そのとおり。これが歌になったのだ。

歌い手は「新垣 勉」盲目のテノール歌手だ。

最初は、誰が歌っているとは知らずに
なんて心に響くんだろうと聴いてたのだが…

当たり前だ。調べたら…この方だった。

実は前から新聞やテレビで、私は新垣さんを知っている。

生い立ちが壮絶で、だからこそ心に響く歌が歌える人。
人生の暗闇を知っているからこそ表現できる
深みのある明るい声を持っている。

絵を描く人が、光と影の存在を感じて描くことで
初めてモチーフ(描く対象)を立体的に表せるように
光と影を感じる立体感のある歌声である。
まぁこれは元美術教員の私が感じることだけど^^

というわけで…ぜひ、皆さまもお聴きください☆
人生は対になるものがあって、それを経験することで
初めて豊かになることを感じてくれるといいな^▽^