おつむの悪い人

img183.jpg 半ば口元が開いて、しまりのない男性に会った。 一目して、人生をだらだらと生きている輩だと分かった。 私の前にすわるなり、開口一番「先生、俺いままで何人の女と◯◯◯したかわかる?」 「わかりません」と、応えると... 「なーんだ、わかんないのか」と、言って占う前に立ち去った。 実に愚かしい。 どんな占いでもわかるものではないし、当てる必要もない。 誰かを占う場合には、必ず"情報"がいる。 名前、顔、手、生年月日、声、等、いずれもない場合は、占えない。 霊視(インチキも多いが)でも、相談者の顔か声がないとわからない。 ましてや、水商売の源氏名とか、ネットで使うハンドルネームでは無理である。 そういう場合は"憶測"でいうしかない。 もちろん、相手は情報を提供しない輩だ。占ってほしいと思っていないだろうし、こっちも真剣に占う必要もない。 この男性に関しては、人相で判断できる内容はたくさんあったが、彼はからかいに来ただけなので、すぐお帰りいただいた。 人相、声、そして帰る後ろ姿を見ながら、性格、価値観、家庭環境、知性、健康状態、恋愛運、等は読めた。 生涯うだつの上がらない人生を送るしかない哀れな男性だった。