暴走する老人

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最近の関口宏氏のコメントは、辟易するものばかりだ。

TBS「サンデーモーニング」に出演し、東京都の4回目の緊急事態宣言発令や、東京五輪開催に向けた動きがテーマとなった際に、「私、戦争の歴史の番組をやっておりましてね」と切り出し、「見えてくるのは、あの戦争を見てると、どうにかなる、どうにかなるよっていう雰囲気でどんどんどんどん進んでいって、あの大惨事になったというのが私の印象なんですよね」と、かつて日本が戦争に突き進んだ経緯を語った。

そのうえで「それと今回も似てるのかな。なんかちょっとそんな気がします」と述べた。

よくもまあ太平洋戦争を引き合いに出したものだ。ここまで関口氏をのさばらせておくとは、TBSの良識を疑わざるを得ない。

もう20年以上も前のことになるが、この番組で「従軍慰安婦」を取り上げたことがある。それによると、日本軍が強制連行したかのような編集ぶりだった。

当時その番組に出演していたスタッフから手にしたビデオを見た(番組ではその一部のみ放映された)が、現地に行って取材した慰安婦たちの生々しい"証言"が収録されていた。

関口氏は、それを鵜呑みにして自己の見解を縷縷述べていた。

いまでは、「強制連行」はなかったことが、世間に膾炙している。

このおじいちゃん、どこまで暴走するのだろうか。

車で暴走する老人よりも、マスコミを利用して暴走する老人の方が、より多くの人たちを不幸に陥れるので、危険と言わざるを得ない。