人間はなぜ罪をつくるのか【自殺】

今回のテーマは人間の「罪」について。

シリーズ第1回目は「自殺」。

自殺は文字通り「自分」を「殺す」ということ。

自分自身を死に追いやってしまう

それは罪の何ものでもありません。

しかしなぜ人は「死」の道へと転落してしまうのでしょうか。

本当に人間は己の意思のみで自分を殺すことなどできるのでしょうか。

いいえ。それは違います。

いつでも悪魔たちの影が私たちの後ろに張り付いており 隙につけ込んでくるのです。

ここからは悪魔と自殺の関連性についてお話ししていきたいと思います。

人は生きていれば当然悩みがついてまわります。

悩むと心を煩い 疲弊し すると心に隙ができ「魔」が入るのです。

よく「魔が差した」という言葉を耳にすると思いますが この言葉もその意味からきています。

そしてその「魔が差す」の最たるものが「自殺」です。

人は"死にたい"と思っても 簡単には死にきれないものですが

悪魔たちは自殺願望がある人間の心の隙に入り込み 囲い込んで 増長させていくのです。

「死のう死のう」と耳元でささやき続け 追い詰めたところで最後の後押しをしていきます。

悪魔たちは思い悩む人間の肩を軽く指で❛ちょん❜と突くだけ。

その力は人間にとってはものすごく威力があり 一線を越えてしまうのです。

人は死ぬと身体から魂が抜け出して霊になるのですが 自殺をしてしまった人間は

抜け殻になった自分を呆然と見つめ ショックを受けるのです。

取り返しのつかない事をしたと自覚し やがて後悔し始めます。

悪魔たちはそんな人間たちを"してやったり"という顔で ニタリと笑うのです。

悪魔たちの目的は人間の魂を自分たちのものにしておくため。

人間の魂を支配することで創造主であるエホバ神を精神的に攻撃することができるからなのです。

悪魔達に囚われて苦しむ人間の魂をみて エホバ神が悲しまないわけがありません。

エホバ神は愛そのものだからです。

それを知っている悪魔達は人間の魂を人質にとり 精神的に辛い思いをエホバ神にさせる

それこそが真の目的なのです。

悪魔たちにとって自殺をした魂は 確実に自分たちが囲える魂だとわかっているのでビッグチャンスですが

人間の魂にとっては絶対絶命。

この最大のピンチを乗り越え 悪魔達に連れていかれることを阻止するためにはどうすれば良いのでしょうか。

神に助けを求めるのです。

自殺してしまったことを謝り 無事に天界へ帰れるように懇願してください。

エホバ神は愛をもって赦し あなたたちを受け入れてくださいますから。

無事に天界へ帰ることができた魂は 神による救済プログラムを受けることになります。

自殺をしてしまった人間は 命を全うできなかったことは事実ですが それでエホバ神は魂を地獄へ追いやることなど決してしません。

自殺した魂を癒し そして再生するための救済が用意されているのです。

ただ悪魔たちが人間の魂を地獄に連れていくことはあります。

そもそも「地獄」というものは悪魔たちがつくりだした「棲家」であり 神がつくった場所ではありません。

また人間には寿命というものがあり 変更することもありますが総じて生まれた時に決められています。

しかし自殺したことで寿命を全うできなかった場合 本来生きるはずだった残りの年数を 生まれ変わって全うしなければなりません。

人は色々な理由から生死を通っていくというわけです。