創造主エホバ神の娘【誕生のルーツ】①

 

神と悪魔の地上の戦い①】この記事でもお話しをしましたが

創造主のエホバ神の娘は人間として地上に降臨しています。

今回はその神の娘の誕生のルーツについてのおはなしです。

なぜ占い師である我子がそのはなしをするのか??

疑問に思われる方もいることでしょう。

我子はこの話を今の世界で生きる全ての人々に伝えることが天命なのです。

お伝えできる部分と隠さなければならない部分がありますが

できる限り わかりやすく 本質的に おはなししていきます。

 ①【創造主エホバ神が直接育てた神の娘】

創造主エホバによって全ての神が創られたわけですが

直接エホバ自身が手塩にかけて愛情を注ぎ 教え 育て上げた子ども

それが今 地上に降臨している神の子の娘です。

エホバは人間と同じように 親となって 子どもを育てる経験をしてみたいと思い

エレナという女神に子を産んでもらいました。

こうして誕生したのが神の娘。

もちろん娘にも神の名がありますが その名は明かすことができないので

ここでは❛娘❜としておはなししていきます。

実はエホバには「娘」より先に 直接育て上げた子どもがもう一人。

神と悪魔の地上の戦い①】でもお話しした通りその子どもが『イエス・キリスト』です。

しかし「娘」とはこの世に降臨する天命が異なるため 誕生の仕方や育てられ方は全く違います。

 ②【過去には『イエス・キリスト』の娘として誕生していた】

地上に降臨している「娘」は人間ですが 霊的なはなしでいうとイエスとはきょうだいです。

いまは「娘」とイエスはきょうだいの関係性ですが 前世の「娘」は血を分けたイエスの子どもでした。

新約聖書ではイエスは生涯独身だったと記述されているのですが 本当は『マグダラのマリア』と結婚していたのです。

世間一般的に知られているマグダラのマリアは イエスに仕えていた弟子たちの中で 唯一の女性だったということ。

また悪評のはなしも少なくはありません。

しかし事実とは異なり 実はマリア自身も神として地上に降臨していたのです。

イエスがローマ帝国によって十字架に磔られ 処刑される時にはすでにマリアのお腹にはイエスの子を宿していました。

イエスとマリアの間に生まれた子どもの名は『サラ』。

いま地上で生きている神の「娘」の前世はそのサラなのです。

サラは父・イエスが処刑されるその瞬間も 全てマリアのお腹の中でみていました。

イエスの子としてのサラの人生は過酷そのものでした。

マリアは身を隠して子どもを産むほかありません。

なぜならばイエスの血が流れている実の子どもの存在を 権力者に知られてしまったら

殺しにやってくることを 知っていたからです。

しかし必死に身を潜めていたにもかかわらず イエスの子の存在が噂で広まり

権力者たちは血眼になって探しました。

独身であるはずのイエスが実は血を分けた子どもがいるという話を 認めるわけにはいかない人達がいたのです。

それはユダヤ教を信仰する祭司たち。

そして処刑を実行させたローマ帝国。

その子が大人になった時 イエスのように また自分たちの立場を脅かす存在にもなり得ると考え 捕まえて殺そうと考えます。

さらにこの事を民衆に広まれば 増々混乱が生じると考え いち早く居場所を突き止めたかったのです。

こういう経緯もあり サラは実の親からの愛情を注がれることがありませんでした。

父・イエスは自分が生まれた時から亡くなっていて 母・マリアはイエスとの関係を修復しきれないまま 

天界と地上で別れてしまい イエスとの子どもの事を愛することができなかったのです。

サラの世話はイエスの弟子たちがしていました。マリアや弟子たちは追われる身でありながら

イエスの子孫であるサラを命がけで必死で守ったのです。

しかしサラの心の中にある孤独が埋まることはありませんでした。

イエスの生きていた頃をよく知っているものは「偏屈・変わり者・近寄りがたい」

そう感じていたのです。

それは最愛の妻であるマリアでさえも感じていました。

イエスの周囲には常に弟子がそばにいて 夫婦ふたりだけで過ごす時間は限りなく短く 

業務的なこと以外の会話はほとんどしません。

マリアと愛情を育むことをせず 心の絆をつくるような働き掛けもありませんでした。

マリアは心の寂しさや孤独を抱えながらも 己の天命を思い出し 10年を共に過ごしたのです。

マリアは元は神なので 天界にいる時からイエスと結婚をすることを聞かされていました。

さらにイエスが人間によって殺されることも。

しかし地上に降りれば神であるマリアも人間です。

私たちと同じ悲しみや苦しみの心を持ちます。

夫であるイエスは一緒にいても核心的な話は一切話してはくれない。

もちろん 十字架に磔にされることも マリアに最後まで打ち明けませんでした。

さらには目の前で思いもしないような残酷な方法で処刑され 

お腹の子どもを抱えながら 逃げ続けるしかない運命。

こうしてマリアの精神は崩壊していったのです。

 ③【なぜイエスは十字架に磔にされなければならなかったのか?】

イエスは天界にいる時から 地上に降り 人間のために罪を背負い 死ぬ運命だということを創造主・エホバ神から聞かされていました。

しかしどのようにして死を迎えるかは聞かされていなかったのです。

十字架に磔にされるなど夢にも思わなかったことでしょう。

イエスの生きた当時のエルサレムでは ローマ帝国に反逆することは最も罪が重く

《磔刑》とも呼ばれる処刑は 最も残酷な刑罰として知られていました。

『ゴルゴダの丘』で処刑された話は有名で 十字架に磔にされたイエスの姿は 現代では信者の救済を意味し

キリスト教の象徴ともなっています。

しかしこんな残酷で無慈悲な殺され方を 何故にイエスはしなければならなかったのでしょう。

これはエホバの声です。

「残酷な殺し方だからこそ 人間の記憶にいつまでも残るからだよ 忘れないように」

けれども愛する我が息子の様子を天から見ていたエホバにとって 胸が張り裂ける思いです。

エホバの深い悲しみと怒りは想像を超えます。

人間の罪を背負って息絶えていくイエスに対し エホバが手を下した事はただ一つ。

それは痛みを完全に取り去ることでした。

イエス自身は全く痛みを感じることなく 天界へと戻ったのです。

それは罪を犯した人間にとって 唯一の救いとも言えます。

次回へ続く