男性運が良くなる法則2

135060.jpg前回は、異性運をあげたい、モテたいと願うのであれば、白馬の王子様を持てめない方が賢明だと書きました。
むしろ、Aさんのように、気の利かない人と付き合う方が、自分の成長にはプラスになる、と。

では、具体的に男運を良くする、成長するとはどういうことなのか?
Aさんと付き合う過程を想定して検証してみましょう。

相手に恋しているのは、自分の方なのに、相手に想われたい、恋されたい、と願って待っている状況を把握しきれていない女性は、男運を悪くしてしまう、と言いかえることができます。

もちろん、相手も好いてくれていて両想いであれば、相手から誘ってくる可能性はゼロではありません。
そこに期待してかけてしまうからこそ、動かないし動けないわけです。
いわば、ギャンブルでたとえるなら、少額で大金を稼ぎたい、という発想に近いかもしれません。
確率の低いことに希望を託しているからです。
自分が変わることよりも、確立の低いことにかけている、という一攫千金狙い的な発想は、地道とか、コツコツという発想からはかけ離れています。むしろ間逆な発想なのです。
ラクをして大きく儲ける・・という発想が心にありますと、自分を変えることが難しくなってしまうように思います。
自分を変えるとは、地道で困難な作業の積み重ねだと思うからです。
ラクして得する発想とは対極にあるわけです。

しかし、さらに掘り下げて、嫌いな相手からでも、猛烈なアプローチが続いたら、「心が揺らぐかもしれない」・・・と答える人は、意外と多いのです。
以前、ストーカー被害にあった女性から相談を寄せられたことがありましたが、ストーカー男性の嫌がらせに耐えきれなくなり、とうとう警察に訴えたのです。そして、彼は警察に捕まり、刑に服し、一件落着したのですが・・・。
その後、刑期を終えた彼が釈放され、女性は緊張する日々を送るようになったのです。ところが・・・意外というか、当然ともいうべきなのか、彼からの連絡は、ぱったりと途絶えたまま。
彼女はホットしたものでしたが・・・その感情もつかの間、彼から音沙汰がなくなったとたんに、今度は、彼のことが気になって、気になって仕方なくなった、と言うのです。
そのような相談を受けた時は、正直驚きました。
けれど、人の心理としては理解できるところもあるのです。
つまり、人の気持ちとは、変わるものなのです。
嫌い嫌いも好きのうち・・・とは良く言ったものです。
嫌いが好きに変わることがあるのです。

彼はやり方がまずいけれど、その女性のことを情熱的に想っていたわけです。嫌われるような不器用さと無骨ものであったから、上手くアプローチできずに、気持ちがすれ違ってしまっただけなのです。
もう少しスマートなやり方で女性のことを想う情熱を別の方法でアピールできり知恵と工夫があったなら、彼女に振り向いてもらえた可能性が高いのです。

その女性は、彼からの連絡を待つようになったからです。
もちろん、彼からの連絡はなく、女性も、自分が訴えておいて、誘うこともできず、二人が結ばれることはなかったのですが・・・。

つまり、嫌われた、というよりも、タイミングを外したり、工夫が足りなかっただけかもしれないのです。自分の人格が否定されたわけでも、拒否されたわけでもない、と思いなおし、知恵を絞って賢くアプローチする必要がある、と勇気づけたかったのです。

この続きは、また次回お話ししましょう。

前向きなあなたなら 素晴らしい恋の関係性がきっと築けますよ
by 山本梨花子