10代〜20代の若い頃の恋愛事情は、30代くらいから変化し、大人の恋をするようになると、ルックスなんて重要じゃない・・・理想は錯覚にすぎない・・・ということに気付くようになる、と書きました。
今回もより具体的に考えてみましょう。
よくご相談者さまに訊ねられることがあります。
「相手も私のことが好きですか?」
「脈がありますか?」と。
そして、相手にも恋心があるのなら、誘ってきますよね?と。
つまり、恋をしても、自分からは誘いたくない、相手に誘ってほしい、と願う女性が少なくないようなのです。
それは、プライドが邪魔しているし、自分を変えよう、とは考えていない女性が少なくない、といえるかもしれません。
せっかく恋をするチャンスが巡ってきたというのに、もったいない、と思ってしまいます。
なぜなら、恋する機会はそれほど多くは巡ってこないからです。ただし、恋人に発展させたい、と強く願い、実際交際に発展したとして、最低でも1年は付き合う可能性のある恋に限定した場合になりますが・・・。
もちろん個人差はあります。けれど、人生において4~5回あれば多いといえるかもしれません。
恋多きオンナと評される女性でなければ、1〜2回くらいかもしれません。
誰かに恋をする、それだけでも人生が輝いて見えるのに、少ないチャンスを生かしきれずに、諦めてしまうのは、もったいない・・・と思ってしまいます。
恋をしたら、自分を変えるチャンスにもなります。
嫌いな上司に従うのは抵抗があっても、好きな人のためだったら喜んでできると思いませんか。
つまり、お相手に誠実に忠実になることは、自分に誠実に忠実になることでもあるのです。
プライドを捨てて思ったことを素直に実行する、それこそが誠実に忠実になることじゃないかと思うのです。
けれど、「相手も私のことが好きですか?」
「脈がありますか?」とこだわり、そして、相手にもその気があれば、誘ってくるはずですよね?なのに、相手から誘ってこないってことは・・・・その気がないってことだし、諦めたほうがいいってことですよね?と自己完結してしまう。
自分からは誘いたくない、ということですか?と訊ねると・・・だいたいの方が、「だって相手にその気もないのに、しつこくしたら迷惑になるじゃないですか・・・」と。
これは正直な気持ちでしょうか?
プライドが邪魔しているように感じてしまうのです。
「相手にその気もないのに、しつこくしたら惨めだし、余計に嫌われるのが怖い・・・」という気持ちがあるのではないでしょうか・・・。
「惨めさやカッコ悪さ」と「恋する情熱」を天秤にかけ、「やっぱり恥はかきたくない」と思う気持ちが強いのであれば、お相手の心を動かすことは難しいでしょう。
なぜならば、・・・・・続きは、また次回お話ししましょう。
前向きなあなたなら 素晴らしい恋の関係性がきっと築けますよ
by 山本梨花子
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