魂・輪廻転生

151414.jpgこの世に生れてきて、肉体が滅びて、人は死にますね。

お金や物を持ってあの世にはいけない・・・と良く言いますが、心の記憶、心に刻まれた想い出や気持ちはあの世に持ち帰ることができます。

つまり、それは魂であります。

この世での出来事は不平等だと感じている方がいらっしゃることと思います。

けれど、人は何度も何度も生まれ変わり、色々な体験や立場をとおして、最終的には平等になるのです。

分かりやすく説明しますと、100回の違う経験を重ねることで、悲しみや理不尽さ、差別、納得いかないこと、その一方で、幸せでラッキーなこと、恵まれていること等を100回の生まれ変わりの中で皆が同じように体験する、というようなイメージです。

だましたら、来世でだまされる、という経験を立場を変えて繰り広げられわけです。
あるいは、助けたら、来世で助けられる、というふうにです。

この世的には不平等に見えても、何度でも生まれ変わり、必ず立場を変えて、逆の経験をする時が訪れます。

良い悪い、という単純な意味だけではなく、すべての体験や経験を通して感じる記憶、気持ちを魂に刻む目的のためにです。

ただ、魂に刻まれた出来事の受け止め方は、人それぞれです。
ポジティブに考える人がいれば、ネガティブに受け止める人もいます。

ポジティブに考えられる人は、魂の霊格がどんどん上がり、次の次元へとステップアップしていきます。

けれど、ネガティブに受け止める人、考えられない人は、魂の霊格が上がらず、同じ場所、同じ経験に執着して留まることになるのです。

つまりは自縛霊のような存在になったり、人生の生きる目的を見失い、同じことを繰り返すループにはまってしまうのです。

不平等だと感じる矛盾は、今の人生だけしか見ていないからなのです。

今の経験は来世に生き、結果が出るものです。

前生の結果が今出ていることもあります。

来世に通じる経験や結果のために、今を生きている、ともいえるのであります。