連載*相手の「よそゆきの姿」に恋したり、「好感を抱いた」可能性があると・・・

152769.jpg相手から優しくされて、ちょっかいをだされ、誘われていくうちに、じょじょにテンションがあがり、相手の優しさや人柄に魅力を感じて、好きになっていくこともあるでしょう。

けれど、お相手は、あなたを振り向かせたくて必死になっている状態です。なんとか気を引きたい、何とか好きになってもらいたい、と切望しているので、ホントの姿は見せていない、つまりは猫を被っている、かもしれないのです。例えば、上司におべっかをつかって出世しようと切望する人のように、あるいは、接待で取引がうまくいくようにと切望する人のように、よそ行きの顔で「良く見られるように」振る舞っている可能性が高いわけです。

相手の「よそゆきの姿」に恋したり、「好感を抱いた」可能性があると・・・恋人になった後で、相手の対応が変わった、冷たくなった、豹変したように感じたりすることが起こるわけなのです。

相手の本当の姿を目の当たりにして、「こんな人だとは思わなかった・・・」と愕然となる気持ちは、裏切り、失望、焦りの感情へと変わっていきます。

ここが、大きな落とし穴、というわけです。

以前に書きましたが、自分は一言も要求したり、期待するような言葉を発していない、と思っている人ほど、気をつけなければならないのは、ここからです。

つづく