公開お悩み相談「彼はモテる人・・でも私に対するひどい扱いが許せない」

こちらの公開お悩み相談は、以前ブログに掲載しておりましたが、ブログ移転に伴い、データーが破損し多くの記事が削除されてしまいました。そのため、今後少しずつ、以前掲載されていた記事をアップしていきたいと思いますのでご了承願います。

公開お悩み相談・マーメイドさまのご投稿

山本先生、ブログをいつも楽しく読ませていただいております。とてもためになり、彼との付き合いでも参考にしなければ・・・と思います。
でも、なかなかうまくいかなくて悩んでいます。
先生のご助言を頂きたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いします。

彼はデザイナー関連の仕事をしているので、普通のサラリーマンよりは派手なイメージです。
小さい事務所ですが、社長をしているので、経済的にも余裕があり、遊びなれているので、女性にモテるのです。

そんな彼と仕事を通じて出会い、彼に誘われて付き合うようになりました。
今から思えば、彼は遊び慣れていて、気になる女性にはかたっぱし声をかけていたのかもしれません。
彼がモテるのは仕方ないにしても、私と付き合っていながら、別の女性のことも誘ってこそこそ会っていることが許せないのです。
この間も別の女性に宛てたメールが私のところに間違って届いたのです。
そのことを指摘しても彼はとぼけて認めないのですが、浮気を疑ってしまいます。
でも、浮気のことよりも、もっと嫌なことが、彼のアシスタントをしている女性です。
アシスタントの女性には彼の事務所に行くたびに嫌な態度をとられるのです。
彼のことが好きなのではないかと疑いたくなります。
彼にそのことをさりげなく伝えても彼はまったくとりあってくれず、私の前でもアシスタントの女性に気を使うほどです。
私は彼女だというのに、彼に冷たくあしらわれ、プライドが傷つくことばかりです。
そのアシスタント女性に限らず、デートのたびに、彼には電話やメールが女性からあるのです。
私は自分のことだけを見てほしいと願っているのですが、無理なのでしょうか?
彼と付き合うことに疲れてしまいました。
山本先生、ご助言お願いします。
マーメイド


マーメイドさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

公開お悩み相談・マーメイドさまのご投稿「彼はモテる人・・でも私に対するひどい扱いが許せない」への回答です。

マーメイドさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

彼のひどい態度や扱いに心を痛めておられるようですね。マーメイドさまの辛く悲しいお気持ち、お察しいたします。マーメイドさまの迷いが晴れ、気持ちの整理がつきますよう、少しでもお役に立てれば幸いです。
占いましたので、参考になさってくださいね。

彼の気持ちをリーディングしてみましたところ、彼はマーメイドさまを傷つけているつもりはないようです。むしろ、甘えているように感じます。彼に限らず男性は、恋愛よりも仕事を第一優先する傾向がありますね。特に彼は会社の社長であり、デザイナー関連の仕事をしていらっしゃるようですから、神経をすり減らしながらアイディアを生み、新しいものを作り出すというプレッシャーを抱えていらっしゃるように感じます。

アシスタント女性に気を使うのも仕事の効率をはかり、会社存続と繁栄を願うからこそのようです。そのように考える彼は、社員に慕われ、支えられ、結果会社の経営が順調だとも言えないでしょうか。逆に恋人女性の機嫌をとり、アシスタント女性に傲慢に振る舞うような社長では、社員の気持ちを束ねることはできないのではないでしょうか。
そのように危惧した彼は、アシスタント女性に気を使い、恋人であるマーメイドさまには理解を求めて甘えているように思われますので悲観することはないように思います。むしろ、彼の置かれた立場を理解なさり、彼との信頼関係を深まるきっかけになさってはいかがでしょう。

シンプルなことですが、モテない男性は相手を厳選したり選ぶことは難しいかもしれません。女性と付き合えるだけでもありがたいと思ってくれるかも知れませんね。けれど、モテる男性はシビアに女性を吟味しているものです。なぜなら、女性の方から寄ってきてくれるわけですから恋のチャンスも多いわけです。つまり、多くの女性の中から選べる立場にいるわけですよね。なので、モテる男性は浮気っぽいというよりも、理想の女性を求めてさまよっているのではないかと思います。

「こいつは、ここがいいけど、ここが物足りない・・・・」とか「この女性はルックスはいいけどハートが冷たい」とか「この女性はタイプではないけど性格がいいな」などなど。それで、ピッた」りと来る理想の女性を求めてさまよっているのかもしれません。

例えばジョンレノンはオノヨーコと出会うまでは、多くの女性と浮名を流していたようです。二股も珍しいことではなかったようです。けれど、オノヨーコと出会ってからは、他の女性には目もくれなくなり、生き方そのものまで変わったほどです。

モテる男性を射止めるというよりは、その男性のことを知りつくすこと、理解することなのかもしれません。身も心にもおいて、かゆい所に手が届くようなホスピタリィーを彼に向けた女性だけが最終的に彼を独り占めにできるようになるのかもしれません。

そして、モテる男性と付き合うということは、不安との闘いだと思うのです。彼を狙っている女性に奪われかねないという不安。そして、彼が浮気するのではないかという猜疑心。けれど、不安に振り回されていては、彼との信頼関係を深めることは難しいでしょう。浮気を疑われたり、他の女性と比較して不安がる恋人をなだめるばかりでは、恋人になる意味が見失われ、有意義な時間を過ごしたいと考える彼と気持ちがすれ違いかねないからです。自分の言動を否定されたり不信感を抱かれることは、誰にとっても気分の良いことではありません。例え自分が悪かったとしてもです。

マーメイドさまが不安と不満足に感じられるお気持ちは、彼の扱いや態度から生まれたものではないのかもしれません。マーメイドさまは無意識レベルで感じておられるのではないでしょうか。彼が理想とする振る舞いや、理想とする女性像から自分は逆らったことをしている・・と。つまり、自分は、彼に飽きられ、嫌われるようなことばかりしている・・・という焦りに翻弄されているのかもしれません。

けれど、彼に優しくされ、慰めの言葉をかけてもらっても、決して不安から解放されることはないでしょう。むしろ、もっと、また安心できることを言ってほしい、と願い求めるようになりかねません。モテる男性を射止めるとは、ライバルに勝つのではなく、己の弱い心にうち勝ち、妄想の不安や猜疑心に負けないことなのかもしれませんよ。

彼は多くの女性の中からマーメイドさまを好きになり、特別な女性として選んでくれたのです。そのことに誇りと喜びを感じることですよ。不確かな妄想に翻弄されて本質を見失わないことですよ。

重要なことは、彼を失いたくないのであれば、彼を最終的に独り占めできるホスピタリティがなにか?と考え抜くことです。マーメイドさまが不安から解放されるためには、他の女性にはできないこと。他の女性とは違うこと。それは何かと考えながら試行錯誤する事かもしれません。その気遣い、気持ちが彼に伝わるからこそ、無意識レベルで安心できるようになり、彼を独り占めする栄誉にも輝けるのだと思います。

「こんなに彼のことをわかってあげられるのは自分だけよ!他の女性には真似できないことだと思う」とマーメイドさまが心の底から思えるようになること。

彼がやがて「本当に俺のことをわかって想いやってくれるのはマーメイドだけだ・・・」と言ってくれるようになることを陰ながら応援しております!

山本梨花子