公開お悩み相談「W不倫という人の道から外れたことをしています」

こちらの公開お悩み相談は、以前ブログに掲載しておりましたが、ブログ移転に伴い、データーが破損し多くの記事が削除されてしまいました。そのため、今後少しずつ、以前掲載されていた記事をアップしていきたいと思いますのでご了承願います。

公開お悩み相談・みなさまのご投稿

「W不倫という人の道から外れたことをしています」

現在W不倫という人の道から外れたことをしています。相手はどういう気持ちでその関係を持っているのか、今後はどうなっていくのか聞いてみたいと思いました。私と相手の人は高校時代部活の先輩とマネージャーという間柄でお付き合いをしていました。結局相手は部活が終わり自然消滅。体の関係はありませんでした。消滅したあとも何度か連絡がありドライブや食事に行くようなこともありました。相手が県外に転勤になり会わなくなりました。その後も相手のことが好きで、元気かなぁ?という気持ちを持ち続けていました。一昨年の夏、お葬式で20年ぶりに再会し相手が私をみつけると携帯番号を聞き、毎日メールを交わすようになりました。相手もずっと私に会いたかったと相手は積極的に会いたい、久しぶりにゆっくり話したいと誘ってきました。1度私の精神状態がおかしくなって相手に距離をとられたものの、数ヵ月後にまた元に戻りました。私を嫌いになったわけではないけどこれ以上続けると私が辛くなるだけだということで、今後軽く考えられるならいつでもメールくださいと。半年後にスポーツセンターで顔を合わすことができました。相手も私と同じ場所に通いだし今は月に1度会えるかどうか?という感じ。なかなか会えないのは仕方がない、会っても1時間ほどの時間。メールは毎日。私は相手に癒されて、元気をもらえます。高校時代の純粋な気持ちで相手のことを思ってしまいます。相手が遊び、都合のいい女性にしか思ってないなら、危険がありすぎますし、どんな気持ちなのか聞きたいです。他に女性がいるかも?こんな不安も。遊び相手にしか思われてないと言われても自分から縁をきるようなことは出来ないと思います。相手は私はくされ縁だと。私も縁のようなものは感じます。高校時代からずっと尊敬して、大好きだった忘れられなかった人です。出来ればずっと友人としても長く付き合っていきたい人です。相手は奥さんとはうまく言ってない。みんなそういう言葉を使うのだろうと。子供をかわいがっていることも充分わかっているので相手の家庭を壊すようなことも考えてはいません。でも相手とは繋がっていたいというのが本音です。自分の中で線引きはしていますが、相手がいるからがんばろう!と私には癒しの存在で、近くにいてほしいのです。

みな

公開お悩み相談・みなさまのご投稿「W不倫という人の道から外れたことをしています」への回答です。

みなさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

彼のことを慕いながらもブレーキをかけてしまう・・・そんな心境に陥り、悩み苦しんでいらっしゃるようですね。複雑な恋愛事情の中、悩みながらも彼のこと思うお気持ちが伝わってまいります。そんなみなさまの迷いが晴れ、気持ちの整理がつきますよう、少しでもお役に立てれば幸いです。占いましたので、参考になさってくださいね。

「彼が遊びで、都合のいい女性にしか思ってないなら、危険がありすぎます」と不安に思っていらっしゃるようですね。
けれど、彼は遊びでもなければ、都合の良い相手と思っているわけではないように感じます。
彼は自分ではあまり自覚されていないかもしれませんが、みなさまのことを運命的ご縁のある女性だと心の奥底では感じていらっしゃるようです。

ただ、みなさまの言動から彼も不安を感じることがあるようです。彼は思わぬトラブルや突然の災難がふりかかるような危機感を多少感じているかもしれません。けれど、みなさまとは高校時代からのお知り合いで長い付き合いのようですから、みなさまの人格やお人柄を信頼する気持ちも強いご様子です。

高校時代、彼はみなさまに仲間として、恋人としても支えられ、心から尊敬し、大切な人と認識した印象がいまだに鮮明に残っているのかもしれません。けれど、長い歳月の中で、二人の価値観や考え方の違いについても意識するようになったようではあります。

彼にとってみなさまは、理想の女性なのかもしれません。人生で出会った女性の中でも、みなさまの輝きは衰えることがなく、むしろ存在がより大きくなっているような印象があるようです。だからこそ彼は、みなさまとの関係を大切にしたいのだと思います。

遊びとか都合が良いからという理由ではなく、彼にとって忘れ難く大切な存在だからなのでしょう。

けれど、お互いに家庭があり、独身のようにはいかない事情があり、無責任なことはできないのでしょう。けれど、その中途半端な彼の言動が、みなさまを不安にさせ、不協和音となっているように感じます。

みなさまの不安感やおっしゃる意味は理解できます。また、今後どうなるか?と気になるお気持ちもわかります。
けれど、たとえ夫婦になったとしても、相手の気持ちが心変わりしない保障はないのではないでしょうか。不倫関係であろうと、独身の恋人同士であろうとも、相手に対する気持ちや想いはそのつど、変化するものではないでしょうか。
良い方向へと変える努力なくして、望む未来を手にすることは難しい側面があります。

お相手の態度や誠意しだいでは、自分の心が変わるように、お相手もまた、お二人の関係性によって動くものではないでしょうか。

つまり、恋人でも夫婦でも不倫関係においても、はじまりは不安から始まるものだということです。相手を疑い、心変わりする不安にかられ、相手の気持ちを信用できない・・・・と悩むからこそ、自分を変えて成長しようと頑張れるのではないでしょうか。
それが、恋するもう一つの隠された意味ではないか、とも思います。
単純にラブラブな時間を過ごすだけでなく、自分を厳しく評価し、成長するための時間にできる女性であれば、「彼は私がいなければ生きていけないから」という余裕と自信を手に入れるようにもなるでしょう。

相手に保証を求めるお気持ちがあるほどに、不安や不信感も増幅されるものです。
けれど、どうすれば相手に信用されて、どうすれば相手が心変わりしないのか?・・・と自分の気持ちに目を向けられるようになれば、関係性が変わり、自信がもてる糸口が見えるようになるでしょう。

人は求められるよりも与えられることを好みます。
そして、求めるほどに不安になり、与えるほどに自信が身に着いてくるようにも思います。
癒されて元気にしてくれる彼に、みなさまなりの癒しと元気を与えてあげる、あるいは、不安に感じられる間は、期待せず、望みすぎない、そんな付き合いかた、向き合い方もあるのではないでしょうか。

どのように向き合い、どのように信頼しあえるようになるかで・・・お二人の未来は、いかようにも変えられるように感じます。

みなさまの幸福を陰ながら応援しております。

山本梨花子