公開お悩み相談「所詮不倫の恋?彼はすっかり変わってしまいました」

公開お悩み相談・さらさまのご投稿
「所詮不倫の恋?彼はすっかり変わってしまいました」

はじめまして、山本梨花子先生。
先生は不倫の恋でも丁寧に悩みを聞いて答えてくれるのでお願いしたいと思いました。
他の先生に相談したら、怒られるばかりで悩みには答えてくれず、どこに相談したら良いものか・・・とずっと悩んでいたんです。
先生のブログへたどりつき、藁にもすがる思いでいます。
実は私も不倫の恋で悩んでいます。
彼とは部下と上司の関係です。
なので、彼のことはなんとも想っていなかったのですが、彼が積極的に何度も何度もくどいてきて、関係が始まりました。
互いに家庭があり、会社で噂になるのもいやなので、断り続けていたのですが、彼があんまり一生懸命なので、つい、一度くらい・・・という気持ちにあり、魔が差したんだと思います。
それから、5年付き合いが続いています。
初めの2年くらいは彼が優しくて愛されてる実感を感じられたのです。
けれど、3年目くらいから、彼がじょじょに変わり、この頃では、すっかり変わってしまいました。
私に対する優しさが感じられず、愛されている実感もないほどです。
不倫の恋だからこそ、愛が大きくなくては付き合う意味がないと悩みます。
そもそも彼から言われて始まったのに、彼の態度の急変は、愛情が冷めたという意味なのでしょうか。
不倫の恋だし、そろそろ終わりにした方が良いと彼は考えて冷たくしているのでしょうか?
彼の気持ちや考えを教えてください。
よろしくお願いします。
さら

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公開お悩み相談・回答「所詮不倫の恋?彼はすっかり変わってしまいました」

公開お悩み相談・さらさまのご投稿「所詮不倫の恋?彼はすっかり変わってしまいました」への回答です。

さらさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。

彼の態度が急変したように感じられてお悩みのようですね。また、不倫関係だからこそよけいに迷い悩んでしまうところもあるようですね。
さらさまのお役に立てれば幸いです。占いましたので、参考になさってくださいね。

彼の気持ちをリーディングしましたところ、彼は別れるつもりはなさそうですから、どうぞ安心なさってください。けれど、さらさまが一番気になっているのは、彼の態度が急変したこと。
彼の気持ちが冷めたように感じられているところのようですね。

けれど、彼に限らず、気持ちを変えず継続して想い続ける・・・、というのは、なかなか難しいことかもしれません。
例えば新婚夫婦がラブラブな時間を過ごしていても、やがてはマンネリを感じるようになるものですよね。新婚の時のような甘い気持ちをいつまでも持ちつづけるのはたやすいことではありませんね。
新婚夫婦が互いを労わり遠慮して気を使う頃を過ぎると、夫婦としての絆や信頼関係が育まるものですよね。けれど、その一方で、遠慮がなくなり、甘えや依頼心、期待と失望で関係がギクシャクして、喧嘩になることもあるでしょう。
けれど、互いを知り、深く分かり合うためには時に対立することも必要なプロセスだと思うのです。

彼も初めは、さらさまに振り向いてほしい、気持ちを向けてほしい、自分のことを好きになってもらいたい、と強く願い、一生懸命努力したようです。けれど、それは彼の性質の一部であり、いつもそのように振る舞えるような、器用なタイプではないかもしれません。
普段の彼よりも、少し背伸びしたり、努力していたところがあったのかもしれません。

彼はすっかり変わったのではなく、彼の本来の姿をさらしつつ戻りつつあるのかもしれません。

お二人の関係はこの頃では深まり、信頼も強くなってきているからこそ、彼は少し気を許し、甘えるようにもなったのでしょう。彼はさらさまに愛されている実感を感じ、振り向いてもらえた安心感から、気持ちが緩んでいるように思います。

新婚カップルなりの良さもありますが、弱点もあるように思うのです。本当の自分の姿をさらけ出せず、絆や信頼関係も浅いかもしれません。
一方、熟年夫婦になれば、マンネリするかもしれませんが、自然体に、等身大に、自分をさらけ出し、欠点も含めて互いを認めあい、受入れられるようになるものです。
長い歳月の中で譲歩したり、学んだり、経験を積むうちに、過大な期待や依頼心はなくなり、ほどよい距離感で、あうんの呼吸がとれるようにもなります。

相手の良い所ばかりでなく、短所を長所だと解釈できるようにもなり、視点を変えて様々な受け取り方ができるようになり、信頼関係がゆるぎないものになっていることでしょう。

さらさまと彼の関係が少しずつ深まっているからこそ、彼が変わったように感じられるのだと思います。他の誰にも感じない居心地の良さを、彼はさらさまに感じている、ということなのでしょう。彼はさらさまと過ごす時間を格別なものとし、癒されているようですよ。

これからは、さらさまも彼に甘えてください。そして、互いに支え合い、遠慮のない関係になりつつあることは、喜ばしい出来事なのだ、と解釈してみてはいかがでしょう。

さらさまの幸福を陰ながら応援しております。

山本梨花子