恋の成功理論「彼の気持ちが見えず、別れを告げたけれど・・・」(26)

彼に会いたい、連絡をとりたいと思っているのは自分の方であり、彼ではない、ということを理解した上で彼との対話をイメージする必要がある、ということなのです。

では、気乗りしない相手をその気にさせるためにはどうすればよいのでしょう。

彼を想う情熱ではないかと思うのです。

彼を強く必要とし、彼の代わりになる人はどこにもいない、と言い切れるか・・・自問自答する必要があります。

もし、そこまでの想いではない、と感じた場合は、お姫様扱いしてくれた過去の彼を求めているのかもしれません。ぞんざいに、いい加減な対応をする彼に不信感を抱き、誠実な対応をしてくれた以前の彼に戻ってほしい、会いたい、と感じていることが、うまくいかない原因なのかもしれません。

そのことを彼は望んでいないから会いたがらないのかもしれません。

なので彼を想う情熱が必要になってきます。

彼を特別な存在と思えれば、一緒に過ごせる時間を喜べる気持ちや、忙しい時間をさいて会いに来てくれる彼に対する感謝の気持ちが自然と芽生えて、彼に対する言動が愛に溢れたものになるからです。

彼に対してそういう想いがあふれてこない、と感じてしまうのであれば、彼を追いかける必要はないのです。

不満を感じている彼に執着する必要はありません。

けれども、誠実で優しくお姫様扱いしてくれる男性を求め探すほど、愛を体感することはできないでしょう。

自身の情熱を発揮することもできず、不完全燃焼を感じる虚しさに苛まれる可能性もあるでしょう。

愛とは誰かを通して自分の本質を垣間見、心の成長を促す機会なのではないかと考えます。

恋人関係は、深く相手とかかわる機会です。

肉体を重ね、子供をつくり人生のパートナーにもなりえる関係性であり、様々な困難や喜怒哀楽を共にする相手になりえるわけです。

つづく・・・