以前 中医学の基礎の基礎の基礎を学ぶ機会があったので たまには真面目に 中医学的「病気の原因」を書いてみたいと思います。
中国医学では疾病の原因として、三つの原因(三つの因子)があると考えられています。
1.外因。これは病気の原因が人体の外にあると言う考えで、俗に言う邪気という言葉で表現されています。
2.内因。病気の原因が自分の内側(自分の感情)にあるというもの。これが昨日書いた「七情」です。
3.不内外因。内因でも外因でもない、飲食物・疲労・外傷・寄生虫・中毒・遺伝・房室の不節制(俗に言うヤリ過ぎ)のことを言います。
内因の「七情」は人間の精神活動を「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」の七つで表したものです。
急激な精神的ダメ−ジや、長期間に渡ってのダメ−ジが続き、体内でコントロ−ルできる範囲を超えた場合、バランスを崩し病気を引き起こすと言う考えです。
これら感情は 臓腑や気の流れと密接な関係があります。
例えば、怒ると「気は上昇する」と言われ、そのとおり 顔を真っ赤にして怒る人をみかけます。臓腑的には 怒ってばかりだと肝(肝臓)を傷つけます。怒りは第三チャクラだし、第三チャクラに関連する臓腑は肝臓だし、納得できますよね。
逆に「気が下降する」のは恐れの感情を抱いたとき。腰が抜ける、、、なんて表現のとおり、気が下がると足下フラフラになります。そして恐れは腎に影響を及ぼし、腎の気が不足していても 恐れの感情を抱きやすくなります。
感情と気の流れ、ちょっと意識してみると 新たな自分を発見できるかも♪
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