タロット大アルカナカード22枚には
人生の旅の地図が描かれています。
その中の18番目のカードはMOONのカードです。
月明かりの中で
見えているようで 見えていない
不確実な日常を表しています。
それは「投影の世界」なのだと思います。
見るもの 聞くもの全てに
自分の心の内面や 考えが反映されます。
月明かりの下では
ロープが蛇に見えたり
紙切れがお札に見えたり
それを真実だと思いこんだり。
ヒソヒソ話は
自分の悪口に聞こえたり
正しい教えに聞こえたり
それを真実だと決め込んだり。
MOONの世界は
夜にだけ起こるのではなく
今この一瞬にも起こりうることです。
いくらでも 自分で生みだすことができて
いくらでも 自分で抜け出すこともできます。
そして MOONの次には
大アルカナ19番目のカード SUN が待っています。
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