「文芸の外の人」は文学賞の対象にならないか(続き)

20160711080220-3cca0faa553ba575a59c1de498bfbf191e130a08.jpg昨日の続きです。

要するに湊さんは山本周五郎賞を主催している出版社のやり方を責めているわけです。

たしかにこの出版社も中途半端ですね。

去年の又吉さんの時は大魚を逃がしました。

「火花」は大ベストセラーになりましたからね。

本当に歯噛みしたと思います。

それで押切さんに目を付けた。

それなら次点なんかにしないで賞を獲らせて上げればよかったのに。

もちろん泥鰌が2匹いるかどうかはわかりませんが。

ただ、昨日も書いたように受賞した湊さんが辞退もせずに批判するのはまずいですね。

それに、文芸の外の人うんぬんと発言していますが、どんな職業の人が小説を書いてもいいじゃないですか。

芸人やモデルなんかに文学ができるかと思っているんでしょうか。

はからずも差別意識が顔を出したのかな。

まあ、これに似た発言をする人が結構いますが。

そう言えば、湊さんは直木賞にもノミネートされていますが、取れないだろうな。

両方を受賞した人はいませんし、また、あの発言は直木賞選考委員会もやり玉にあげていますからね。

では。