有名な劇作家で定期的に映画も発表している男性が、あるデジタル新聞にコラムを書いていました。
なんでも彼は近所のカフェでモーニングを頼んだのだそうです。
目玉焼きとサラダが付いたトーストのセットですね。
しかし、女性店員が持ってきたのはスクランブルエッグ。
さあどうする。
注文した料理ではないとストレートに言うのか。
しかし、店員に「ずいぶん細かいところにこだわるのね」と思われるのが嫌で断念。
さらに「目玉焼きを頼んでおいて、鮭のちゃんちゃん焼きが出てきたなら、遠慮なくクレームをつけるが、どちらもたまご料理で金額も同じ。五十を過ぎたいい大人が、たまご料理で目くじら立てている光景ってどうなのか」と考えます。
最終的には、黙ってスクランブルを受け入れました。
ただし、店を出て行く時に、「本当はね、僕が注文したのは目玉焼きで、スクランブルエッグじゃなかったんです」と店員に告げたんですね。
そして、「これって最高の対応ではないだろうか。実に大人になった気分である」と自画自賛。
ううむ、どうでしょうか。
私には最高の対応とは思えません。
なんと言うか、未練がましいでしょう。
明日に続きます。
では。
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