熟年離婚 2

専業主婦だった人の熟年離婚は決してバラ色ではないと私は感じている。
国家資格を持たない人。
長年パートとかアルバイトしか経験の無い人が50歳過ぎて職など有るはずがない。(ここでいう職とは生計を一人で維持できる仕事を指す。)

しかし、そんな方々の相談が最近多くなった。
多くがネイル、エステ等の美容サロン経営である。
贅沢な資金が有れば成功の確率も上がるだろうが、私の知る限りほとんど失敗している。

都会の商業施設やその周辺なら別だが、田舎町の自宅に客を呼べると考えているのが笑える。
専業主婦は○○教室のいい鴨である。かもにならない為に国家資格を取ってください。

お客様には開業相談や企業家も多い。私が普通の占い師と違うのは事業経験者というところである。バランスシートや銀行の借り入れ申し込書も書ける。勿論事業計画書も作成できる。私は26歳から43歳まで5つの事業を設立。倒産も経験をしている。

だから、安易に起業は勧めない。最も大きいのは「占う内容が違う。」ことである。

なぜ、こんな自慢みたいなことを書くかというと、余りにも「起業をお手伝い。起業できる。成功する。」などとのうたい文句で、売り上げを考えている会社が多いように感じるからである。

それと、事業経験の無い占い師や霊能者、ひどいのは、○○コンサルタント、○○カウンセラーが適当なことを言って起業をすすめているからである。
50過ぎての失敗は人生そのものの失敗になる。後悔しない為にも熟年離婚を考えている皆さん、甘い言葉に惑わされることの内容注意して下さい。

私も時には「占い師になったら?」と勧めるから同じ穴のムジナ」ですかね。

http://spiritual-japan.jp